開示会社:サイオス(3744)
開示書類:2024年12月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
開示日時:2024/11/07 16:00
<決算スコア> -2.20
<業績データ>
発表期 2024/09
種別 3Q
売上高(百万円) 15,717
前期比 +34.3% ○
営業利益(百万円) -86
前期比 +55.7% ○
経常利益(百万円) 41
前期比 +129.5% ○
純利益(百万円) -12
前期比 +93.5% ○
予想期(通期) 2024/12
売上高(百万円) 20,000
前期比 +25.9% ○
会社予想比 0.0%
営業利益(百万円) -70
前期比 +66.3% ○
会社予想比 -128.0% ●
経常利益(百万円) 45
前期比 +400.0% ○
会社予想比 -86.4% ●
純利益(百万円) 280
前期比 +1655.6% ○
会社予想比 +27.3% ○
予想年間配当(円) 10.00
<要約>
2024年12月期3Qの連結業績は、売上高が前年同期比34.3%増の157億1700万円、営業損益が8600万円の赤字(前年同期は1億9400万円の赤字)、経常損益が4100万円の黒字(前年同期は1億3900万円の赤字)、最終損益が1200万円の赤字(前年同期は1億8600万円の赤字)だった。
情報サービス産業においては、企業の生産性向上や競争力強化のためDX関連への投資意欲は高い状況にあり、ビジネス構造改革に向けたシステム刷新やクラウド対応等、デジタル化に関連する投資が今後も堅調に推移することが期待されている。
事業構造改革を進めつつ、SaaS・サブスク事業の拡大に加えて新規事業領域への取り組みを強化してきた。
オープンシステム基盤事業において、Red Hat Enterprise LinuxをはじめとするRed Hat, Inc.関連商品は、当第1四半期・第2四半期に受注した大型案件により大幅な増収となったものの、当該案件は売上総利益率の低い案件であったため、利益への影響は軽微だった。主力自社製品である「LifeKeeper」は、国内におけるライセンス販売が増加し、堅調な増収となった。売上高は112億4400万円(前年同期比56.9%増)、セグメント利益は1億800万円(前年同期比73.0%増)となった。
アプリケーション事業において、APIソリューション事業は、API領域に特化した高い技術力により活況な市場の需要を獲得し、好調な増収となった。「Gluegentシリーズ」は順調な増収、MFP向けソフトウェア製品は堅調な増収となった。売上高は44億7100万円(前年同期比1.2%減)となった。Red Hat, Inc.関連商品の大幅な増収により売上高は157億1700万円(前年同期比34.3%増)、営業損失は8600万円(前年同期は1億9400万円の損失)、デリバティブ評価益及び持分法による投資利益の計上により経常利益は4100万円(前年同期は1億3900万円の損失)、純損失は1200万円(前年同期は1億8600万円の損失)となった。
2024年12月期の連結業績は、売上高が前期比25.9%増の200億円、営業損益が7000万円の赤字を計画。
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【決算スコアについて】
企業の発表する決算や業績予想修正が、どの程度株価にインパクトを及ぼすかを統計的に算出した参考指標です。
スコア算出にあたっては、発表内容を(1)前の期の実績(2)直近の会社予想(3)市場予想(QUICKコンセンサス)--との比較で分類してパターン化。類似パターンの発表時に過去、株価がどう反応したかを分析して算出しました。算出モデルには移動平均かい離率も投入し、発表前の株価の織り込み度合いも考慮しています。
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