開示会社：Ｆ＆ＬＣ(3563)
開示書類：2024年９月期 決算短信〔ＩＦＲＳ〕(連結)
開示日時：2024/11/08 10:30

<決算スコア> +2.22

<業績データ>
発表期 2024/09
種別 通期
売上高(百万円) 361,129
前期比 +19.7% ○
会社予想比 +0.3% ○
QUICKコンセンサス比 +1.1% ○
営業利益(百万円) 23,384
前期比 +112.6% ○
会社予想比 +6.3% ○
QUICKコンセンサス比 +8.4% ○
経常利益(百万円) 21,653
前期比 +119.5% ○
QUICKコンセンサス比 +7.1% ○
純利益(百万円) 14,633
前期比 +81.9% ○
会社予想比 +12.6% ○
QUICKコンセンサス比 +12.4% ○
実績年間配当(円) 30.00

予想期(通期) 2025/09
売上高(百万円) 408,000
前期比 +13.0% ○
QUICKコンセンサス比 +4.2% ○
営業利益(百万円) 26,000
前期比 +11.2% ○
QUICKコンセンサス比 -0.1% ●
純利益(百万円) 15,000
前期比 +2.5% ○
QUICKコンセンサス比 -5.6% ●
予想年間配当(円) 27.50


＜要約＞
　2024年9月期の連結業績は、売上収益が前期比19.7%増の3611億2900万円、営業利益が同112.6%増の233億8400万円、経常利益が同119.5%増の216億5300万円、純利益が同81.9%増の146億3300万円だった。

　外食業界においても、原材料価格やエネルギー価格等の高騰に加え、慢性的な人手不足等により厳しい状況が続いている。

　「変えよう、毎日の美味しさを。広めよう、世界に喜びを。」をVISIONとして、日々の食を美味しくすることで、顧客の生活や人生までゆたかにしたいという願いに向けて、商品開発、店内調理、安心・安全の取り組み及びサービスの向上に取り組んだ。経営成績は、売上収益増加、営業利益増加、税引前利益増加、純利益増加となり、売上利益共に、連結会計年度として過去最高を更新した。

　国内スシロー事業においては、お盆期間中の「南海トラフ臨時情報」の発令や日本全国に記録的な豪雨を降らせた台風などによる影響を受けたが、税込100円の白皿キャンペーンやIPコラボを継続して実施することにより、業績向上に取り組んだ。「年に一度の別格まぐろ祭」では、まぐろの目利きプロ集団「八州水産」が選び抜いた「大切りびんちょう鮪」を1皿税込100円で提供した。大人気格闘ゲーム「ストリートファイター」とのコラボキャンペーンでは「スシローSUPERお得祭」を実施し、第一弾では「大切り厳選めばち鮪」や「大切りサーモン」、第二弾では「いくら」、第三弾では「本鮪中とろ」を1皿税込100円で提供し、顧客に大変好評をいただいた。

　海外スシロー事業において、7月には中国大陸天津に「デジタルスシロービジョン」を海外で初導入した店舗をオープン。8月には北京に「デジロー」と個室を完備した店舗で初出店し、一時、12時間待ちの行列ができるほどの大盛況となった。中国大陸では、通期で+13店舗を出店し、不採算の3店舗を閉店。地域では、台湾+8店舗、香港+7店舗、シンガポール+3店舗、タイ+9店舗、インドネシア+4店舗、韓国では都市部明洞に「デジロー」店舗をオープンし、+1店舗と、新規出店を順調に継続している。海外スシロー事業の売上収益は921億3800万円(前連結会計年度比39.3%増)、セグメント利益は71億9400万円(前連結会計年度比35.9%増)となった。

　京樽ブランドでは、お持ち帰り鮨専門店「京樽」の看板商品である「京樽伝統の茶きん鮨」が、8月に一般社団法人日本フードアナリスト協会が主催する「ジャパン・フード・セレクション」にて最高賞であるグランプリを受賞した。大盛りの寿司ネタを賞味いただける期間限定フェアを実施し、9月には「超みさきデー」を開催し、こだわりの「特製赤シャリ」を使った「本まぐろ中とろ」税込110円を10日間限定で販売した。京樽事業の売上収益は239億8600万円(前連結会計年度比1.9%減)、セグメント損失は3億5000万円(前連結会計年度セグメント損失6億5300万円)となった。

　2025年9月期の連結業績は、売上収益が前期比13%増の4080億円、営業利益が同11.2%増の260億円を計画。



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【決算スコアについて】
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　スコア算出にあたっては、発表内容を（１）前の期の実績（２）直近の会社予想（３）市場予想（QUICKコンセンサス）--との比較で分類してパターン化。類似パターンの発表時に過去、株価がどう反応したかを分析して算出しました。算出モデルには移動平均かい離率も投入し、発表前の株価の織り込み度合いも考慮しています。
　あくまで過去データに基づく統計的な値であり、個別事象の予測を目的としたものではありませんので、ご注意ください。


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