開示会社:ヤマダHD(9831)
開示書類:2025年3月期第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
開示日時:2024/11/08 11:30
<決算スコア> -2.33
<業績データ>
発表期 2024/09
種別 2Q
売上高(百万円) 796,001
前期比 +2.7% ○
会社予想比 -0.3% ●
QUICKコンセンサス比 -0.5% ●
営業利益(百万円) 23,227
前期比 +14.1% ○
会社予想比 +2.8% ○
QUICKコンセンサス比 -5.7% ●
経常利益(百万円) 24,831
前期比 +5.0% ○
会社予想比 -3.0% ●
QUICKコンセンサス比 -9.8% ●
純利益(百万円) 12,772
前期比 -3.6% ●
会社予想比 -6.1% ●
QUICKコンセンサス比 -10.4% ●
実績年間配当(円) 0.00
予想期(通期) 2025/03
売上高(百万円) 1,665,000
前期比 +4.6% ○
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 +1.0% ○
営業利益(百万円) 48,200
前期比 +16.2% ○
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 -2.0% ●
経常利益(百万円) 53,200
前期比 +13.1% ○
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 -3.0% ●
純利益(百万円) 28,200
前期比 +17.2% ○
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 -5.4% ●
予想年間配当(円) 13.00
<要約>
2025年3月期上期の連結業績は、売上高が前年同期比2.7%増の7960億100万円、営業利益が同14.1%増の232億2700万円、経常利益が同5%増の248億3100万円、純利益が同3.6%減の127億7200万円だった。
家電小売業界では、これまで続いていた物価高・実質賃金低下・可処分所得減少等に伴う消費者の日常生活における節約志向が継続する一方、個人消費の回復傾向や気候要因等を背景として、省エネ性能の優れたドラム式洗濯機・エアコンなどの高付加価値商品が堅調に推移した。
景気は足踏みがみられつつも緩やかに回復している。賃金の上昇の動き、各種政策の効果もあって、個人消費についても緩やかな回復が続くことが期待されている。今期業績の主な要因としては、個人消費の持ち直しによる耐久消費財の需要増加、猛暑によるエアコン販売の伸長、前期の構造改革により売上が低迷していた住建部門の回復傾向、2024年9月30日時点の一時的な円高による通貨オプション取引・為替予約から発生した評価損等によるもの。店舗数(海外含む)は、9店舗の新規出店、21店舗の退店により、直営店舗数993店舗(ヤマダデンキ直営963店舗、その他連結子会社30店舗)となり、FCを含むグループ店舗数総計は9,780店舗となっている。
親会社株主に帰属する中間純利益は、前年度において、固定資産売却益が多く計上されていたことに加え、退職給付制度改定益が特別利益に計上されていた影響を受け、前年同期から減少となった。
デンキセグメントにおいては、「くらしまるごと」戦略の強化として「たのしい。くらしをシアワセにする、ぜんぶ。」をストアコンセプトとしたくらし体験・体感・完結型店舗「LIFE SELECT(日本最大級の品揃え・価格・サービスのお店)」の展開を推進しており、2024年5月には広島県福山市に「Tecc LIFE SELECT福山店」を新装オープンした(2024年9月末現在全国33店舗)。今期中にLIFE SELECT3店舗の出店を予定している。デンキセグメントにおける売上高は6585億4200万円(前年同期比2.2%増)、営業利益は221億7300万円(前年同期比9.6%増)の増収・増益となった。
環境セグメントにおける売上高は169億3100万円(前年同期比3.7%増)、営業利益は8億2700万円(前年同期比9.4%増)となり、リユース家電の生産体制及び売上高が着実に伸長し、増収・増益となった。再製品化した商品の取り扱いは足元ではヤマダデンキ300店舗以上で展開しており、グループ完結型の資源循環システム構築へ向けた取り組みは着実に推移している。
金融セグメントにおける売上高は22億8900万円(前年同期比29.1%増)、営業利益は6億4900万円(前年同期比201.7%増)となり、住宅事業・リフォーム事業と連携したヤマダNEOBANK住宅ローン及びリビングローンの伸長や、ヤマダ少額短期保険の業績拡大等によって増収・増益となった。
2025年3月期の連結業績は、売上高が前期比4.6%増の1兆6650億円、営業利益が同16.2%増の482億円を計画。
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