開示会社:乾汽船(9308)
開示書類:2025年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
開示日時:2024/11/08 15:00
<決算スコア> -1.19
<業績データ>
発表期 2024/09
種別 2Q
売上高(百万円) 16,696
前期比 +11.7% ○
会社予想比 -3.0% ●
営業利益(百万円) 2,824
前期比 +231.5% ○
会社予想比 -0.5% ●
経常利益(百万円) 2,709
前期比 +146.9% ○
会社予想比 -5.1% ●
純利益(百万円) 3,261
前期比 +990.6% ○
会社予想比 +20.9% ○
実績年間配当(円) 6.00
予想期(通期) 2025/03
売上高(百万円) 32,326
前期比 +9.6% ○
会社予想比 -6.8% ●
営業利益(百万円) 1,573
前期比 -6.3% ●
会社予想比 -39.9% ●
経常利益(百万円) 1,508
前期比 -21.3% ●
会社予想比 -43.0% ●
純利益(百万円) 6,824
前期比 +471.5% ○
会社予想比 +228.4% ○
予想年間配当(円) 111.89
<要約>
2025年3月期上期の連結業績は、売上高が前年同期比11.7%増の166億9600万円、営業利益が同231.3%増の28億2400万円、経常利益が同146.9%増の27億900万円、純利益が同987.7%増の32億6100万円だった。
外航海運事業におけるハンディ船市況の上昇や為替の影響等により、純利益は増加、売上高は増加、営業利益は増加、経常利益は増加となった。
外航海運事業(ロジスティクス)において、外航海運事業におけるハンディ船市況は、中東情勢の緊迫化やそれに伴う紅海航路の回避等が市況を押し上げることとなり、前年度に比して堅調な市況が続く結果となった。平均為替レートは\153.70/対US$(前年同期は\138.85)となった。外航海運事業においては、売上高は前年同期比19億4800万円増収(+18.3%)の126億2300万円、セグメント利益は前年同期比21億3800万円増益の20億9800万円となった。
不動産事業において、都心部の賃貸オフィスビル市況は、大型オフィスの供給の影響がある一方で、企業の本社移転や出社回帰の流れによる館内増床の動きがあることから、平均空室率は低下傾向が見られる。東京23区の賃貸マンション市況については堅調に推移している。賃貸物件を所有する月島・勝どきエリアは都心へのアクセスが良く、大型都市開発が続いていることもあり、市況は好調に推移している。不動産事業においては、中期経営計画に掲げるプラザ勝どき(1987年12月竣工)の再開発計画に伴い、プラザ勝どきの立ち退き移転の推進により稼働率が減少してきていることから、売上高は前年同期比1億3200万円減収(△5.8%)の21億6200万円、セグメント利益は前年同期比2億800万円減益(△16.3%)の10億7200万円となった。
倉庫・運送事業(ロジスティクス)においては、物流業界で、貨物保管残高は前年同期を下回る水準で推移し、貨物取扱量は前年同期と概ね同水準で推移した。倉庫・運送事業においては、文書保管の取扱高の増加があった一方で、連結子会社の引越業における取扱高が減少したことにより、売上高は前年同期比6300万円減収(△3.2 %)の19億1000万円、セグメント利益は前年同期比4200万円増益(+39.7%)の1億4800万円となった。
2025年3月期の連結業績は、売上高が前期比9.6%増の323億2600万円、営業利益が同6.3%減の15億7300万円を計画。
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スコア算出にあたっては、発表内容を(1)前の期の実績(2)直近の会社予想(3)市場予想(QUICKコンセンサス)--との比較で分類してパターン化。類似パターンの発表時に過去、株価がどう反応したかを分析して算出しました。算出モデルには移動平均かい離率も投入し、発表前の株価の織り込み度合いも考慮しています。
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