開示会社:J・エスコムHD(3779)
開示書類:2025年3月期第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
開示日時:2024/11/08 15:30
<決算スコア> +2.80
<業績データ>
発表期 2024/09
種別 2Q
売上高(百万円) 598
前期比 -31.8% ●
営業利益(百万円) -89
前期比 +23.3% ○
経常利益(百万円) -34
前期比 +65.3% ○
純利益(百万円) -56
前期比 +44.0% ○
実績年間配当(円) 0.00
予想期(通期) 2025/03
予想年間配当(円) 0.00
<要約>
2025年3月期上期の連結業績は、売上高が前年同期比31.8%減の5億9800万円、営業損益が8900万円の赤字(前年同期は1億1600万円の赤字)、経常損益が3400万円の赤字(前年同期は9800万円の赤字)、最終損益が5600万円の赤字(前年同期は1億円の赤字)だった。
企業は経営戦略の柔軟な見直しを求められている。2024年11月1日付で日本のデジタルギフト事業を売却したが、海外のデジタルギフト事業は継続して運営していく。今後は、日本において当該資金を活用し投資案件を選択し、あらたな成長分野を拡大していく。テレビ通販の派生事業としてアウトバウンドやDM発送、電話での商品説明などを通じて顧客の声を反映した商品開発や発掘を進め今後の利益確保につなげていく。利益率改善のため、一部顧客との契約期間の再考などによる売上高の減少などがあるが、今後は利益率の改善に繋がるものとして進めている。連結グループにおけるデジタルマーケティング事業の決算数値については決算期が12月であることから、3カ月遅れで取り込むこととしている。
デジタルマーケティング事業については、韓国市場においては取引高よりも利益率を優先した取引拡大を目指している。日本市場においては取引顧客数の開拓を進めることで売上高は拡大している。日本市場の成長を見据えて企業規模の拡大が必要と考えているが、昨今の人件費増加による影響もあり営業を始めとした営業管理・システム開発費用の増加など営業黒字の達成には至っていない。売上高は4億6500万円(前年同期比17.8%減)となった。
通信販売事業においては、テレビという顧客信頼度の高い媒体の活用による商品販売を継続していく。顧客層の多様性を考慮し、テレビ媒体に加えてSNSの活用などの検討、商品構成、映像などトライアンドエラーを重ねて収益拡大を図る。顧客分析、マーケットの状況などを見据えている中でもあり、売上高は1億3100万円(前年同期比47.0%減)となった。
免責文:
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【決算スコアについて】
企業の発表する決算や業績予想修正が、どの程度株価にインパクトを及ぼすかを統計的に算出した参考指標です。
スコア算出にあたっては、発表内容を(1)前の期の実績(2)直近の会社予想(3)市場予想(QUICKコンセンサス)--との比較で分類してパターン化。類似パターンの発表時に過去、株価がどう反応したかを分析して算出しました。算出モデルには移動平均かい離率も投入し、発表前の株価の織り込み度合いも考慮しています。
あくまで過去データに基づく統計的な値であり、個別事象の予測を目的としたものではありませんので、ご注意ください。
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