開示会社：平田機工(6258)
開示書類：2025年3月期第2四半期（中間期）決算短信〔日本基準〕（連結）
開示日時：2024/11/08 15:30

<決算スコア> -2.68

<業績データ>
発表期 2024/09
種別 2Q
売上高(百万円) 40,365
前期比 +7.9% ○
営業利益(百万円) 2,765
前期比 -11.1% ●
経常利益(百万円) 2,708
前期比 -17.5% ●
純利益(百万円) 1,803
前期比 -21.7% ●
実績年間配当(円) 0.00

予想期(通期) 2025/03
売上高(百万円) 100,000
前期比 +20.7% ○
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 +1.0% ○
営業利益(百万円) 7,500
前期比 +24.0% ○
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 -5.1% ●
経常利益(百万円) 7,300
前期比 +16.6% ○
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 -7.6% ●
純利益(百万円) 4,700
前期比 +8.2% ○
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 -11.7% ●
予想年間配当(円) 120.00


＜要約＞
　2025年3月期上期の連結業績は、売上高が前年同期比7.9%増の403億6500万円、営業利益が同11.1%減の27億6500万円、経常利益が同17.5%減の27億800万円、純利益が同21.7%減の18億300万円だった。

　当連結会計年度を最終年度とする中期経営計画(2022年度～2024年度)において、「成長市場でのビジネス拡大」、「グローバル企業としての競争力強化」、「ESG経営の取組み強化」、「ニューノーマル時代に即した経営の実現」という4つの基本方針を掲げている。「成長市場でのビジネス拡大」では、持続的な収益拡大のために量産効果が見込める設備の開発・改良、標準モジュールの確立、デジタルトランスフォーメーション(DX)推進による生産能力の向上などに取組んでいる。「グローバル企業としての競争力強化」では、海外関係会社との協力・連携体制強化により、地産地消による輸送コスト削減、リードタイム短縮、貿易リスク回避に努めている。利益面では、利益率の高い半導体関連の売上高が減少したことで、前年同期から減益となった。

　自動車関連においては、EV市場の需要拡大が鈍化傾向にある中、バッテリー充放電関連設備を前期から継続的に受注するなど、EV向け生産設備の売上高が底堅く推移したことで、売上高・利益ともに堅調に推移した。内燃機関向け生産設備の売上高も好調を維持しており、前年同期から増加した。売上高は188億9500万円(前年同期比13.9%増)、営業利益は12億9800万円(前年同期比28.0%増)となった。

　半導体関連においては、生成AI(人工知能)の普及などによって半導体需要が回復基調にある中、シリコンウェーハ搬送設備の売上高は堅調に推移した。基板搬送設備では、顧客の設備投資計画が延期となった影響などにより、売上高が伸び悩んだ。利益面では、採算性の高い案件が減少したことで、前年同期から減益となった。売上高は141億7400万円(前年同期比5.5%増)、営業利益は18億100万円(前年同期比19.6%減)となった。

　その他自動省力機器においては、自動省力機器で、フラットパネルディスプレイ(FPD)関連やタイヤ等の物流関連への設備投資が減少したことにより、売上高・利益ともに低調に推移した。売上高は61億8600万円(前年同期比1.3%減)、営業損失は3億800万円(前年同期は1億600万円の営業損失)となった。

　2025年3月期の連結業績は、売上高が前期比20.7%増の1000億円、営業利益が同24%増の75億円を計画。



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【決算スコアについて】
　企業の発表する決算や業績予想修正が、どの程度株価にインパクトを及ぼすかを統計的に算出した参考指標です。
　スコア算出にあたっては、発表内容を（１）前の期の実績（２）直近の会社予想（３）市場予想（QUICKコンセンサス）--との比較で分類してパターン化。類似パターンの発表時に過去、株価がどう反応したかを分析して算出しました。算出モデルには移動平均かい離率も投入し、発表前の株価の織り込み度合いも考慮しています。
　あくまで過去データに基づく統計的な値であり、個別事象の予測を目的としたものではありませんので、ご注意ください。


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