開示会社:シュッピン(3179)
開示書類:2025年3月期第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(非連結)
開示日時:2024/11/08 15:30
<決算スコア> +0.64
<業績データ>
発表期 2024/09
種別 2Q
売上高(百万円) 26,521
前期比 +13.4% ○
会社予想比 -3.4% ●
QUICKコンセンサス比 -1.4% ●
営業利益(百万円) 2,020
前期比 +24.3% ○
会社予想比 +11.1% ○
QUICKコンセンサス比 +1.8% ○
経常利益(百万円) 2,003
前期比 +22.7% ○
会社予想比 +11.0% ○
純利益(百万円) 1,365
前期比 +22.9% ○
会社予想比 +9.7% ○
実績年間配当(円) 0.00
予想期(通期) 2025/03
売上高(百万円) 56,617
前期比 +15.9% ○
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 +1.6% ○
営業利益(百万円) 3,854
前期比 +15.3% ○
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 -4.0% ●
経常利益(百万円) 3,824
前期比 +14.4% ○
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 -5.0% ●
純利益(百万円) 2,639
前期比 +13.7% ○
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 -4.8% ●
予想年間配当(円) 40.00
<要約>
2025年3月期上期の業績は、売上高が前年同期比13.4%増の265億2100万円、営業利益が同24.3%増の20億2000万円、経常利益が同22.8%増の20億300万円、税引き利益が同22.9%増の13億6500万円だった。
Eコマース市場は、経済産業省の電子商取引に関する市場調査において、2023年の国内小売販売に占める物販系のEC化率は9.38%(前年比0.25ポイント増)と推計され、商取引の電子化が進展している。
「顧客に『価値ある新品と中古品』を安心、安全に取引できるマーケットを創造すること」を方針として、インターネット経由ですべての情報とサービスを顧客に提供してきた。Web会員数も70万人を突破し、新規会員数も着実に増えるなどの効果もあり、売上高は増加となった。売上総利益率は19.2%となった。販管費においては、売上高連動の販売促進費やクレジット利用手数料等の増加があり30億8183万円(前年同期比11.2%増)となったが、AI活用によるスリムな経営の継続により、売上高販売管理費比率は前年同期比0.2%減少の11.6%となった。
カメラ事業は堅調な成長を果たした。新規会員数や女性の顧客の増加等、市場の広がりとともに、人気機種の後継機の発売も続き、売上高も伸長した。前事業年度に引き続き、動画配信を中心としたコンテンツの拡充に注力した。YouTubeについては、ショート動画や人気機種の後継機等の注目商品の紹介動画をきっかけに、新規視聴者数も継続して増加しており、前年同期と比べ約2倍に増加、若年層等新たな視聴者の獲得も進んでいる。これまでもAIを活用した「One to Oneマーケティング」を推進しているが、LINEでの配信数も2022年の強化実施から17倍に伸長している。セグメント売上高は204億1200万円(前年同期比16.0%増)、セグメント利益については24億9300万円(前年同期比20.4%増)となった。
時計事業は7月まで好調に推移していたが、8月以降は円高基調によるインバウンド減少の影響で国内市場が軟調となった。セグメント売上高は54億5000万円(前年同期比5.7%増)となり、セグメント利益については2億8900万円(前年同期比54.5%増)となった。
筆記具事業においては、新品・中古および、EC・店舗、ともに堅調に推移し、セグメント売上高は2億3600万円(前年同期比13.9%増)となり、セグメント利益については3900万円56.3%増)と売上高・利益ともに2桁成長を達成している。
2025年3月期の業績は、売上高が前期比15.9%増の566億1700万円、営業利益が同15.3%増の38億5400万円を計画。
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スコア算出にあたっては、発表内容を(1)前の期の実績(2)直近の会社予想(3)市場予想(QUICKコンセンサス)--との比較で分類してパターン化。類似パターンの発表時に過去、株価がどう反応したかを分析して算出しました。算出モデルには移動平均かい離率も投入し、発表前の株価の織り込み度合いも考慮しています。
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