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丸 運(9067) 2Q決算発表 決算スコア:+2.00

記事公開日 2024/11/8 16:00 最終更新日 2024/11/8 16:00

開示会社:丸 運(9067)
開示書類:2025年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
開示日時:2024/11/08 16:00

<決算スコア> +2.00

<業績データ>
発表期 2024/09
種別 2Q
売上高(百万円) 22,568
前期比 +1.8% ○
会社予想比 +1.2% ○
営業利益(百万円) 496
前期比 +165.2% ○
会社予想比 +83.7% ○
経常利益(百万円) 557
前期比 +120.2% ○
会社予想比 +74.1% ○
純利益(百万円) 509
前期比 +307.2% ○
会社予想比 +167.9% ○
実績年間配当(円) 5.00

予想期(通期) 2025/03
売上高(百万円) 45,300
前期比 +0.7% ○
会社予想比 -1.1% ●
営業利益(百万円) 900
前期比 +76.8% ○
会社予想比 +7.1% ○
経常利益(百万円) 1,010
前期比 +43.5% ○
会社予想比 +7.4% ○
純利益(百万円) 750
前期比 +80.3% ○
会社予想比 +31.6% ○
予想年間配当(円) 13.00


<要約>
 2025年3月期上期の連結業績は、営業収益が前年同期比1.8%増の225億6800万円、営業利益が同164.7%増の4億9600万円、経常利益が同119.6%増の5億5700万円、純利益が同307.6%増の5億900万円だった。

 物流業界においては、実質可処分所得の減少が続く中、低調な動きとなった前年同期の反動に加え、夏場の猛暑効果もあって、飲料や家電等が堅調に推移したことから、消費関連貨物は対前年プラスの荷動きとなっている。

 生産関連貨物は、鉄鋼や化学工業品がマイナスの荷動きとなっており、鉱工業生産も低調に推移したことから、対前年マイナスの荷動きとなっている。建設関連貨物も公共投資が減少し、大規模土木工事も低調なほか、住宅投資も減少したことから、国内の貨物総輸送数量は、前年を下回る状況で推移した。営業収益は、取り組んできた運賃・料金改定の効果により、前年同期から増加となった。経常利益は、運賃・料金改定による増益に加え、既存顧客の荷動きの改善や新規の取扱増効果もあり、前年同期から増加となった。

 親会社株主に帰属する中間純利益は、投資有価証券の売却等により、前年同期から増加となった。

 貨物輸送においては、アルミ材輸送及び流通加工業務の取扱減等による減収要因があったものの、運賃・料金改定の進展による収支状況の改善及び鉄道コンテナ輸送での取扱増等により減収増益となった。営業収益は前年同期比1.5%減の110億9100万円、経常利益は前年同期比1億6500万円増の2億3800万円となった。

 エネルギー輸送においては、石油輸送事業で、石油製品の内需減の影響等により、輸送数量が前年同期比3.2%減少となった。潤滑油・化成品事業においては、硫酸需要が堅調に推移し配送数量が増加したものの、原料価格の先安観による取控えなどにより、前年同期比1.8%減少となった。収支については、ドライバー等の賃金改定や協力会社への運賃支払増はあったものの、主要顧客の運賃改定による営業収益増に伴い、増収増益となった。営業収益は前年同期比4.3%増の77億4700万円、経常利益は前年同期比9700万円増の1億5900万円となった。

 海外物流においては、海外事業で、中国国内での日欧系自動車メーカーの販売不振により、主要顧客の輸送量が減少したものの、国際事業における航空運賃の高騰や半導体需要の回復に伴う輸出量の増及び料金改定等により、増収増益となった。営業収益は前年同期比7.4%増の27億6800万円、経常損益は前年同期比1300万円増の700万円の損失となった。

 2025年3月期の連結業績は、営業収益が前期比0.7%増の453億円、営業利益が同76.7%増の9億円を計画。



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【決算スコアについて】
 企業の発表する決算や業績予想修正が、どの程度株価にインパクトを及ぼすかを統計的に算出した参考指標です。
 スコア算出にあたっては、発表内容を(1)前の期の実績(2)直近の会社予想(3)市場予想(QUICKコンセンサス)--との比較で分類してパターン化。類似パターンの発表時に過去、株価がどう反応したかを分析して算出しました。算出モデルには移動平均かい離率も投入し、発表前の株価の織り込み度合いも考慮しています。
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