開示会社:洋缶HD(5901)
開示書類:2025年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
開示日時:2024/11/08 16:00
<決算スコア> -1.34
<業績データ>
発表期 2024/09
種別 2Q
売上高(百万円) 464,325
前期比 -1.6% ●
会社予想比 -0.1% ●
営業利益(百万円) 18,312
前期比 +22.8% ○
会社予想比 -8.4% ●
経常利益(百万円) 19,011
前期比 -7.9% ●
会社予想比 -17.3% ●
純利益(百万円) 12,319
前期比 -16.9% ●
会社予想比 -25.3% ●
実績年間配当(円) 45.00
予想期(通期) 2025/03
売上高(百万円) 920,000
前期比 -3.2% ●
会社予想比 0.0%
営業利益(百万円) 30,000
前期比 -11.4% ●
会社予想比 -9.1% ●
経常利益(百万円) 33,000
前期比 -14.8% ●
会社予想比 -10.8% ●
純利益(百万円) 24,000
前期比 +4.0% ○
会社予想比 -12.7% ●
予想年間配当(円) 91.00
<要約>
2025年3月期上期の連結業績は、売上高が前年同期比1.6%減の4643億2500万円、営業利益が同22.8%増の183億1200万円、経常利益が同7.9%減の190億1100万円、純利益が同16.9%減の123億1900万円だった。
売上高は、海外向けの製缶・製蓋機械の販売が減少したことにより、減少となった。
経常利益は、営業利益が増加したものの、為替差損を計上したことなどにより、減少となった。
包装容器事業においては、国内・海外で、原材料・エネルギー価格上昇分の転嫁を実施したほか、国内で、チューハイ・ビール向けの空缶で新製品の受注があったことなどにより、売上高は前年同期を上回った。原材料・エネルギー価格上昇分の転嫁を実施したほか、お茶類向けのペットボトル・キャップや調味料向けのボトルなどが増加したことにより、売上高は前年同期を上回った。飲料向けの段ボール製品が減少したが、飲料コップを中心に原材料・エネルギー価格上昇分の転嫁を実施したことにより、売上高は前年同期並となった。化学薬品向けのびん製品や、飲食店向けでジョッキなどのハウスウエア製品が増加したが、セールスプロモーション品やウイスキー向けのびん製品で前年同期に大型案件を受注した反動があったことにより、売上高は前年同期を下回った。
エンジニアリング・充填・物流事業においては、売上高は719億5500万円(前年同期比24.3%減)となり、営業損失は34億9200万円(前年同期は46億8900万円の営業利益)となった。欧米の金利上昇を背景としたお得意先における設備投資の見送りにより、海外向けの製缶・製蓋機械の販売が減少し、売上高は前年同期を大幅に下回った。海外において、飲料の充填品が増加したことなどにより、売上高は前年同期を上回った。貨物自動車運送業および倉庫業などの売上高は、前年同期並となった。
鋼板関連事業においては、売上高は457億7700万円(前年同期比1.7%増)となり、営業利益は44億7900万円(前年同期比56.0%増)となった。電気・電子部品向けでは、車載用二次電池材の輸出が減少し、売上高は前年同期を下回った。缶用材料の売上高は、前年同期を上回った。自動車・産業機械部品向けでは、駆動系部品材などが増加し、売上高は前年同期を上回った。建築・家電向けでは、冷蔵庫向け扉材などが増加し、売上高は前年同期を上回った。
2025年3月期の連結業績は、売上高が前期比3.2%減の9200億円、営業利益が同11.4%減の300億円を計画。
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【決算スコアについて】
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スコア算出にあたっては、発表内容を(1)前の期の実績(2)直近の会社予想(3)市場予想(QUICKコンセンサス)--との比較で分類してパターン化。類似パターンの発表時に過去、株価がどう反応したかを分析して算出しました。算出モデルには移動平均かい離率も投入し、発表前の株価の織り込み度合いも考慮しています。
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