開示会社:富士P・S(1848)
開示書類:2025年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
開示日時:2024/11/08 17:00
<決算スコア> -0.25
<業績データ>
発表期 2024/09
種別 2Q
売上高(百万円) 15,456
前期比 +30.1% ○
営業利益(百万円) -37
前期比 +79.0% ○
経常利益(百万円) -28
前期比 +84.3% ○
純利益(百万円) -76
前期比 +15.6% ○
実績年間配当(円) 0.00
予想期(通期) 2025/03
売上高(百万円) 33,220
前期比 +16.3% ○
会社予想比 0.0%
営業利益(百万円) 785
前期比 +39.2% ○
会社予想比 0.0%
経常利益(百万円) 750
前期比 +36.4% ○
会社予想比 0.0%
純利益(百万円) 425
前期比 +2.4% ○
会社予想比 0.0%
予想年間配当(円) 9.00
<要約>
2025年3月期上期の連結業績は、売上高が前年同期比30.1%増の154億5600万円、営業損益が3700万円の赤字(前年同期は1億7600万円の赤字)、経常損益が2800万円の赤字(前年同期は1億7800万円の赤字)、最終損益が7600万円の赤字(前年同期は9000万円の赤字)だった。
建設業界においては、土木分野は高速道路の老朽化に伴う維持更新事業や暫定2車線区間の4車線化事業など社会インフラ整備を中心に堅調に推移している。
経営成績については、受注高は、土木事業及び建築事業ともおおむね順調に受注ができているが、土木事業において一部工事の契約が下半期にずれ込んだことなどにより138億7400万円(前年同期比8.9%減)となった。売上高については、潤沢な手持ち工事が順調に進捗したことにより増加となった。損益については、売上高は増加したものの、建設コストの上昇などによる工事採算性の悪化から営業損益は赤字、経常損益は赤字となった。工場リニューアル関連費用を特別損失に計上したことなどにより親会社株主に帰属する中間最終損益は赤字(前年同期は親会社株主に帰属する中間最終損益は赤字)となった。
建築事業は、関東地区で前連結会計年度において大型再開発事業の早期受注が出来たことによる反動減はあったが、関西・中部地区におけるマンション事業の発注が順調に推移したことで受注高は39億4800万円(前年同期比5.0%減)となった。売上高については、関西・中部地区で耐震補強工事等の進捗好転があったこと、首都圏及び近畿圏の大型再開発現場が順調に進捗したことで、51億1400万円(前年同期比82.7%増)となった。セグメント利益については、各種資材、製品運送費、人件費等の建設コストの高騰の影響を受け、採算性が悪化したが、売上高の増加により4億3600万円(前年同期比20.9%増)となった。
不動産賃貸事業は、テナント獲得競争は依然として継続しているものの、安定した入居率の確保を目指して営業活動を展開した結果、受注高は2億6800万円(前年同期比1.5%増)、売上高は1億3400万円(前年同期比1.2%増)となった。セグメント利益については、7900万円(前年同期比0.0%減)となった。
土木事業においては、下請契約でのプレキャストPC床版など工場製品の受注活動を進めてきたが、一部下請工事契約が下半期にずれ込んだことにより、受注高は96億5700万円(前年同期比10.7%減)となった。売上高については、現場施工、製品製作も概ね順調に進み、関西・関東地区でのNEXCOを中心とする大型工事の進捗が順調に進んだことから、102億800万円(前年同期比14.1%増)となった。セグメント利益については、関西地区でのECI方式による大型工事での設計変更増額などもあり、売上高が増加したことで10億8700万円(前年同期比12.7%増)となった。
2025年3月期の連結業績は、売上高が前期比16.3%増の332億2000万円、営業利益が同39%増の7億8500万円を計画。
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