開示会社:日農薬(4997)
開示書類:2025年3月期第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
開示日時:2024/11/11 14:00
<決算スコア> -1.30
<業績データ>
発表期 2024/09
種別 2Q
売上高(百万円) 39,129
前期比 -3.8% ●
会社予想比 +1.1% ○
営業利益(百万円) 1,029
前期比 -12.5% ●
会社予想比 -14.3% ●
経常利益(百万円) 519
前期比 -45.4% ●
会社予想比 -48.1% ●
純利益(百万円) 620
前期比 -10.8% ●
会社予想比 -48.3% ●
実績年間配当(円) 10.00
予想期(通期) 2025/03
売上高(百万円) 104,500
前期比 +1.4% ○
会社予想比 0.0%
営業利益(百万円) 8,100
前期比 +8.9% ○
会社予想比 0.0%
経常利益(百万円) 6,700
前期比 +12.9% ○
会社予想比 0.0%
純利益(百万円) 4,800
前期比 +0.5% ○
会社予想比 0.0%
予想年間配当(円) 20.00
<要約>
2025年3月期上期の連結業績は、売上高が前年同期比3.8%減の391億2900万円、営業利益が同12.5%減の10億2900万円、経常利益が同45.4%減の5億1900万円、純利益が同10.8%減の6億2000万円だった。
中期経営計画「Growing Global for Sustainability(GGS)」に取り組み、事業戦略の深化、環境経営の高度化および人的資本経営の推進を行い、社会全体と持続可能性の両立を目指した。主な取り組みとしては、化学農薬以外のビジネス拡大に向け、新規生物殺菌剤の登録開発販売等に関する権利を取得した。売上高は、中核事業である農薬事業で、インドでの同業者向け農薬販売が減収になったことなどにより、減少となった。
農薬事業においては、コルテバ社製品の販売が好調だったことから、国内販売全体の売上高は前年同期を上回った。海外農薬販売では、北米で、多雨による除草剤需要の高まりからカナダ向けでピラフルフェンエチルの販売が好調だったこともあり、売上高が伸長した。欧州では、バイエル社向けフルベンジアミド原体販売が減少した一方、ベネルクスや英国などで多雨により除草剤の販売が好調に推移し、Nichino Europe Co.,Ltd.の売上高が伸長した。中南米では、世界最大の農薬市場であるブラジルで、多雨による殺菌剤需要の高まりや自社開発品目の新規分野開拓の取組みが奏功したものの、同業者向け販売が競争激化の影響などから伸び悩み、販売が減少した。アジアでは、インドで、一部地域での豪雨の影響から農薬の散布機会が減少したほか、前年の干ばつにより滞留した流通在庫の影響などから伸び悩み、販売が低調に推移した。
農薬以外の化学品事業において、化学品事業では、シロアリ薬剤分野の販売が好調に推移した。医薬品事業では、爪白癬向けで外用抗真菌剤ルリコナゾールの販売が伸び悩んだ。農薬以外の化学品事業の売上高は19億9500万円(前年同期比1900万円減、1.0%減)、営業利益は3億6100万円(前年同期比1億5700万円減、30.3%減)となった。
2025年3月期の連結業績は、売上高が前期比1.4%増の1045億円、営業利益が同8.9%増の81億円を計画。
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【決算スコアについて】
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スコア算出にあたっては、発表内容を(1)前の期の実績(2)直近の会社予想(3)市場予想(QUICKコンセンサス)--との比較で分類してパターン化。類似パターンの発表時に過去、株価がどう反応したかを分析して算出しました。算出モデルには移動平均かい離率も投入し、発表前の株価の織り込み度合いも考慮しています。
あくまで過去データに基づく統計的な値であり、個別事象の予測を目的としたものではありませんので、ご注意ください。
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