開示会社:サカタインクス(4633)
開示書類:2024年12月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
開示日時:2024/11/11 15:00
<決算スコア> -0.21
<業績データ>
発表期 2024/09
種別 3Q
売上高(百万円) 182,430
前期比 +8.2% ○
営業利益(百万円) 10,939
前期比 +27.8% ○
経常利益(百万円) 11,530
前期比 +14.0% ○
純利益(百万円) 8,350
前期比 +25.8% ○
予想期(通期) 2024/12
売上高(百万円) 245,000
前期比 +7.3% ○
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 -0.2% ●
営業利益(百万円) 14,000
前期比 +22.8% ○
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 -3.2% ●
経常利益(百万円) 13,900
前期比 +2.0% ○
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 -3.3% ●
純利益(百万円) 9,400
前期比 +25.9% ○
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 -2.4% ●
予想年間配当(円) 55.00
<要約>
2024年12月期3Qの連結業績は、売上高が前年同期比8.2%増の1824億3000万円、営業利益が同27.8%増の109億3900万円、経常利益が同14%増の115億3000万円、純利益が同25.8%増の83億5000万円だった。
2030年を見据えた長期ビジョン『SAKATA INX VISION 2030』を実現させるため、その事業拡大・収益力強化フェーズである『中期経営計画2026 (CCC-Ⅱ)』の初年度として、パッケージ分野を中心にボタニカルインキシリーズなど環境配慮型製品を軸としたサステナブルな製品の積極展開をグループ全体で推進した。機能性材料事業では、従来製品の拡販に加え、インクジェットインキにおいては衣食住をターゲットとした新市場への拡大や、画像表示材料においても新分野への展開などに取り組んだ。売上高は、海外において販売価格が下落した影響はあるものの、アジアや欧米などで販売が好調に推移したことや機能性材料の販売も好調であったことに加え、円安による為替換算の影響を受けたことから、増加となった。
経常利益はブラジルレアルなどの為替変動の影響を受けたことから115億3千万円(前年同期比14.0%増加)、純利益は中国における連結子会社の持分譲渡に伴い特別利益を計上したことから増加となった。
機能性材料において、インクジェットインキは海外を中心に販売が好調に推移し前年同期を上回った。カラーフィルター用顔料分散液はパネルディスプレイ市況が堅調ななか販売も好調に推移し前年同期を上回った。トナーは市況の低迷による顧客での在庫調整の動きから回復の動きが続き前年同期並みとなった。円安による為替換算の影響を受けたことから、売上高は145億1900万円(前年同期比17.5%増加)となった。利益面では、デジタル印刷材料の販売が増加したことから、営業利益は17億4500万円(前年同期比24.3%増加)となった。
印刷インキ・機材において、売上高は、販売価格が下落したことや中国における連結子会社の持分譲渡に伴う連結除外の影響があるものの、販売が好調に推移したことに加え、円安による為替換算の影響を受けたことから436億3100万円(前年同期比14.8%増加)となった。売上高は、販売価格が下落した影響があるものの、販売数量が増加したことに加え、円安による為替換算の影響を受けたことから、647億8600万円(前年同期比10.1%増加)となった。利益面では、人件費を中心に経費が増加しているものの、販売数量が増加したことや原材料価格も安定的に推移したことから、営業利益は42億8300万円(前年同期比11.9%増加)となった。売上高は、販売価格が下落した影響があるものの、販売数量が増加したことから、164億8200万円(前年同期比12.0%増加)となった。
2024年12月期の連結業績は、売上高が前期比7.3%増の2450億円、営業利益が同22.3%増の140億円を計画。
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