開示会社:フォスタ電(6794)
開示書類:2025年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
開示日時:2024/11/11 15:30
<決算スコア> +2.55
<業績データ>
発表期 2024/09
種別 2Q
売上高(百万円) 66,612
前期比 +11.6% ○
営業利益(百万円) 3,622
前期比 +67.3% ○
経常利益(百万円) 4,108
前期比 +92.1% ○
純利益(百万円) 2,363
前期比 +112.1% ○
実績年間配当(円) 20.00
予想期(通期) 2025/03
売上高(百万円) 135,000
前期比 +10.3% ○
会社予想比 +3.8% ○
QUICKコンセンサス比 +1.3% ○
営業利益(百万円) 6,500
前期比 +47.3% ○
会社予想比 +18.2% ○
QUICKコンセンサス比 +4.8% ○
経常利益(百万円) 6,500
前期比 +51.0% ○
会社予想比 +30.0% ○
QUICKコンセンサス比 +13.0% ○
純利益(百万円) 3,500
前期比 +51.9% ○
会社予想比 +16.7% ○
QUICKコンセンサス比 +7.2% ○
予想年間配当(円) 50.00
<要約>
2025年3月期上期の連結業績は、売上高が前年同期比11.6%増の666億1200万円、営業利益が同67.2%増の36億2200万円、経常利益が同92%増の41億800万円、純利益が同112.2%増の23億6300万円だった。
自動車関連市場では、電気自動車(EV)へのシフトが減速する等、市場全体でも自動車販売が伸び悩む中、長年培ってきた車載向けスピーカの品質を強みとして、パートナー戦略にて車載関連ビジネスの受注を増やすことに注力した。
世界経済は、紛争、政権交代等の地政学リスクの高まりが継続する状況下、欧州・米国とも利下げを行うも世界的にインフレ懸念がくすぶり、為替相場は大きく変動し、中国経済の減速懸念、異常気象等、先行き不透明な状況が続いている。需要予測の精度を高め最適な生産体制と在庫量の保持に努め、原価改善施策も継続的に推進した。
スピーカ事業においては、昨年度に発生した一部顧客における在庫調整が無くなり、中国において一部の自動車メーカー向けのスピーカ販売が好調だったこと等から、売上高は542億7300万円(前年同期比14.6%増)となった。損益面では、利益率の高いスピーカ販売が増加したこと、ならびに継続的な原価改善策の結果、営業利益は32億1100万円(前年同期比61.8%増)となった。
モバイルオーディオ事業においては、イヤホン、イヤホンドライバ等が計画を上回る出荷となった一方、民生用アクチュエータの販売減少等により、売上高は75億6000万円(前年同期比8.4%減)となった。損益面では、利益率の高い製品の販売が増加したこと等から、営業利益は6億700万円(前年同期比67.9%増)となった。
その他事業においては、小型音響部品事業、「フォステクス」ブランドの製品を含むその他の事業は、接近通報音スピーカ等の販売が堅調だったことから、売上高は47億7900万円(前年同期比17.3%増)となった。損益面では、前期から取り組んでいる構造改革の影響が一部残ったことから、1億9700万円(前年同期は営業損失1億8100万円)の営業損失となった。
2025年3月期の連結業績は、売上高が前期比10.3%増の1350億円、営業利益が同47.3%増の65億円を計画。
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【決算スコアについて】
企業の発表する決算や業績予想修正が、どの程度株価にインパクトを及ぼすかを統計的に算出した参考指標です。
スコア算出にあたっては、発表内容を(1)前の期の実績(2)直近の会社予想(3)市場予想(QUICKコンセンサス)--との比較で分類してパターン化。類似パターンの発表時に過去、株価がどう反応したかを分析して算出しました。算出モデルには移動平均かい離率も投入し、発表前の株価の織り込み度合いも考慮しています。
あくまで過去データに基づく統計的な値であり、個別事象の予測を目的としたものではありませんので、ご注意ください。
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