開示会社:ストライダース(9816)
開示書類:2025年3月期第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
開示日時:2024/11/11 15:30
<決算スコア> -2.61
<業績データ>
発表期 2024/09
種別 2Q
売上高(百万円) 3,814
前期比 +1.7% ○
営業利益(百万円) -32
前期比 -33.3% ●
経常利益(百万円) -45
前期比 -400.0% ●
純利益(百万円) -48
前期比 -4700.0% ●
実績年間配当(円) 0.00
予想期(通期) 2025/03
売上高(百万円) 7,700
前期比 +0.3% ○
会社予想比 0.0%
営業利益(百万円) 100
前期比 +104.1% ○
会社予想比 0.0%
経常利益(百万円) 140
前期比 +38.6% ○
会社予想比 0.0%
純利益(百万円) 100
前期比 +22.0% ○
会社予想比 0.0%
予想年間配当(円) 5.00
<要約>
2025年3月期上期の連結業績は、売上高が前年同期比1.7%増の38億1400万円、営業損益が3200万円の赤字(前年同期は2400万円の赤字)、経常損益が4500万円の赤字(前年同期は1500万円の黒字)、最終損益が4800万円の赤字(前年同期は100万円の赤字)だった。
第一には、昨年度の有限会社増田製麺に続き、9月に連結子会社のモバイルリンクの株式を第三者に譲渡をして連結から外れることにより、不動産・ホテル・投資の3事業に再構築した。第二には、本年6月の定時株主総会において、定款を変更し、本社を中央区日本橋に移転して、子会社のトラストアドバイザーズと本社を統合することによるシステム・管理分門等の集約化を推進している。施策実行等費用に伴い、最終損益は赤字、売上高は増加、営業損益は赤字、経常損益は赤字となった。
不動産事業において、レジデンス事業は、前年同期比でサブリース賃貸借契約の賃料水準に大きな変化はなく、空室率も低水準を維持したが、管理戸数が減少したことで、売上高は前年同期比で減少した。レジデンス事業を不動産事業の中核と定義し、不動産賃貸管理事業の強化、周辺サービスの拡充にリソースを投下した結果、不動産売買事業の売上高、営業利益はともに縮小し、前年同期比で減収減益となった。他方で、レジデンス事業の周辺サービスである家賃保証事業の事業規模の拡大及び収益性の安定化に伴い、前年同期比で大幅な増収増益となり、不動産事業の新たな柱になりつつある。不動産事業の売上高は、レジデンス事業および不動産売買事業の減収により30億3300万円(前年同期比1.3%減)となり、同じく営業利益も7200万円(前年同期比26.0%減)となった。
ホテル事業については、成田空港エリアで成田ゲートウェイホテル、倉敷美観地区エリアで倉敷ロイヤルアートホテルを運営している。立ち上がり期間であった前年同期と比べ、客室稼働率及び客室平均単価が上昇した結果、売上高は増加した。倉敷ロイヤルアートホテルは客室稼働率が上昇したものの、9月は倉敷エリアの競合ホテルの値下げ動向を回避できず、客室平均単価を一時期引き下げた結果、売上高は前年同期比で微増に留まった。両ホテルの業績を合わせた結果、売上高は伸長したものの販管費の増加を主要因として、セグメント全体では増収減益となり、ホテル事業の売上高は5億5100万円(前年同期比13.5%増)、営業損失は2500万円(前年同期は営業損失1700万円)となった。
投資事業については、M&Aグローバル・パートナーズ株式会社において国内投資事業を、STRIDERS GLOBAL INVESTMENT PTE.LTD.において海外投資事業を営んでいる。M&Aグローバル・パートナーズ株式会社においては、石川県加賀市のリゾートホテルホテルアローレへの業務支援を開始した。STRIDERS GLOBAL INVESTMENT PTE.LTD.においては、シンガポールを拠点にこれまでの投資を基盤としたファンド組成を進行中であり、R3i Ventures社が運営するアクセラレータープログラム「Planet43」参加企業に対する投資コミットメント契約の一環に基づき、米国を拠点とするヘルスケア・テック企業ViewMind社に100,000 USDを投資した。
2025年3月期の連結業績は、売上高が前期比0.3%増の77億円、営業利益が同101.2%増の1億円を計画。
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