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第一興商(7458) 2Q決算発表 決算スコア:-0.07

記事公開日 2024/11/11 15:30 最終更新日 2024/11/11 15:30

開示会社:第一興商(7458)
開示書類:2025年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
開示日時:2024/11/11 15:30

<決算スコア> -0.07

<業績データ>
発表期 2024/09
種別 2Q
売上高(百万円) 74,321
前期比 +4.3% ○
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 -0.1% ●
営業利益(百万円) 8,996
前期比 -4.1% ●
会社予想比 +3.4% ○
QUICKコンセンサス比 -2.8% ●
経常利益(百万円) 8,991
前期比 -7.9% ●
会社予想比 +7.0% ○
純利益(百万円) 9,598
前期比 +46.0% ○
会社予想比 +3.2% ○
実績年間配当(円) 28.00

予想期(通期) 2025/03
売上高(百万円) 152,700
前期比 +4.1% ○
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 -0.9% ●
営業利益(百万円) 18,800
前期比 +1.1% ○
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 -3.7% ●
経常利益(百万円) 18,900
前期比 -3.4% ●
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 -5.1% ●
純利益(百万円) 16,200
前期比 +28.9% ○
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 +1.4% ○
予想年間配当(円) 57.00


<要約>
 2025年3月期上期の連結業績は、売上高が前年同期比4.3%増の743億2100万円、営業利益が同4.1%減の89億9600万円、経常利益が同7.9%減の89億9100万円、純利益が同46%増の95億9800万円だった。

 カラオケ業界においては、主力市場であるナイト市場・カラオケボックス市場を中心に、全体として緩やかに需要が改善するなかで、各商圏において中心地へ需要が集中する傾向はより顕著になりつつある。

 各事業において諸施策を実施した結果、当中間期の業績は、売上高は増加となった。利益面においては、販管費の増加などの影響により、営業利益は減少、経常利益は減少となった。中間期における売上高及び親会社株主に帰属する中間純利益は過去最高となっている。

 業務用カラオケにおいては、主力市場であるナイト市場及び成長市場であるエルダー市場を中心として緩やかに改善が進んでおり、当中間期末のDAM稼働台数は、前年同期比2%増となった。市場ごとの施策を推進し、DAM稼働台数の増加に努め、賃貸機器の新機種への入替えを推進することにより、安定的収益基盤の強化に努めた。前年4月に発売した「LIVE DAM AiR(ライブダムアイアール)」の新商品効果が剥落し、卸売を中心とした商品販売売上が前年同期に及ばなかったものの、機器賃貸件数及びDAM稼働台数の増加に伴うストック収入が増加したことにより、売上高は前年同期比1.0%の増収となった。利益面においては、商品販売粗利の減少や販管費の増加などの影響により、営業利益は前年同期比6.7%の減益となった。

 カラオケ・飲食店舗においては、カラオケ5店舗、飲食6店舗の出店及びカラオケ4店舗、飲食10店舗の閉店を行ったことにより、当中間期末の店舗数はカラオケ507店舗、飲食155店舗となった。店舗の集客は、前期から緩やかな上昇傾向が継続しており、8月には台風10号の影響を受けつつも、当中間期の既存店売上高はカラオケ店舗・飲食店舗とも前年同期比4%増となった。ダーツ業態である「ダーツワン」2店舗を出店するなど、幅広く集客の獲得を推進した。売上高は前年同期比3.7%の増収となった。利益面においては、店舗設備のリニューアル投資や人件費の増加などの影響により、営業利益は前年同期比4.5%の減益となった。

 音楽ソフトにおいては、新人アーティストの発掘とヒット曲の創出に努め、音楽出版事業にも注力することにより、堅実な収益モデルの構築に努めた。プロフィギュアスケーター羽生結弦の公演を映像化した『プロローグ』『GIFT』の販売が好調に推移した。売上高は前期に行った株式譲渡によってテレビ番組制作事業が剥落したことにより、前年同期比12.5%の減収となったが、CD・DVD等の商品販売や音楽出版事業については堅調に推移し、営業利益は前年同期比21.1%の増益となった。

 2025年3月期の連結業績は、売上高が前期比4.1%増の1527億円、営業利益が同1.1%増の188億円を計画。



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【決算スコアについて】
 企業の発表する決算や業績予想修正が、どの程度株価にインパクトを及ぼすかを統計的に算出した参考指標です。
 スコア算出にあたっては、発表内容を(1)前の期の実績(2)直近の会社予想(3)市場予想(QUICKコンセンサス)--との比較で分類してパターン化。類似パターンの発表時に過去、株価がどう反応したかを分析して算出しました。算出モデルには移動平均かい離率も投入し、発表前の株価の織り込み度合いも考慮しています。
 あくまで過去データに基づく統計的な値であり、個別事象の予測を目的としたものではありませんので、ご注意ください。


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