開示会社:住友鉱(5713)
開示書類:2025年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔IFRS〕(連結)
開示日時:2024/11/12 15:30
<決算スコア> -0.08
<業績データ>
発表期 2024/09
種別 2Q
売上高(百万円) 800,125
前期比 +11.6% ○
経常利益(百万円) 72,991
前期比 +35.7% ○
純利益(百万円) 46,503
前期比 +22.9% ○
実績年間配当(円) 49.00
予想期(通期) 2025/03
売上高(百万円) 1,555,000
前期比 +7.6% ○
会社予想比 +0.1% ○
QUICKコンセンサス比 -2.2% ●
経常利益(百万円) 96,000
前期比 +0.2% ○
会社予想比 -13.5% ●
QUICKコンセンサス比 -15.3% ●
純利益(百万円) 67,000
前期比 +14.3% ○
会社予想比 -8.2% ●
QUICKコンセンサス比 -19.4% ●
予想年間配当(円) 99.00
<要約>
2025年3月期上期の連結業績は、売上高が前年同期比11.6%増の8001億2500万円、経常利益が同35.7%増の729億9100万円、純利益が同22.9%増の465億300万円だった。
材料事業の関連業界においては、電気自動車やハイブリッド車の需要は国や地域等で濃淡はあるものの、車載用電池材料の需要は底堅く推移した。
世界経済は、中国では不動産市場の低迷などを背景に成長の勢いが弱まっているものの、米国は良好な雇用情勢と所得環境に支えられて個人消費が堅調に推移し、欧州も実質賃金の増加により個人消費が持ち直したことで、全体としては緩やかに回復した。鉱山・製錬所の生産は概ね計画どおりに進捗し、銅及び金の平均価格が前年同期間を上回ったことや円安の影響などにより、連結売上高は、前年同期間に比べ829億8000万円増加した。連結税引前中間利益は、持分法による投資損益の悪化などはあったものの、受取利息の増加による金融収益の好転、為替差損や一時的な損益悪化要因の影響が縮小したことによるその他の収益及びその他の費用の好転などにより、前年同期間に比べ192億1200万円増加し、729億9100万円となった。
親会社の所有者に帰属する中間利益は、連結税引前中間利益の増加により、前年同期間に比べ86億5100万円増加し、465億300万円となった。
資源セグメントにおいて、セグメント利益は、一部の海外鉱山において生産コストが悪化したものの、銅及び金価格の上昇や、一時的な損益悪化要因の影響が縮小したことなどにより、前年同期間を上回った。菱刈鉱山は年間販売金量4.0tに向け計画どおりの操業を継続し、販売金量は1.9tとなった。モレンシー銅鉱山(米国)の生産量は、人員不足による採掘量の減少や給鉱品位の低下などにより前年同期間を下回り、161千tとなった(うち非支配持分を除く持分は25.0%)。セロ・ベルデ銅鉱山(ペルー)の生産量は、給鉱品位の低下などにより前年同期間を下回り、213千tとなった(うち非支配持分を除く持分は16.8%)。ケブラダ・ブランカ銅鉱山(チリ)の生産量は、91千tとなった(うち非支配持分を除く持分は25.0%)。
製錬セグメントにおいて、セグメント利益は、銅価格が上昇したものの、円安進行に伴い生じた一時的な損益好転の幅が前年同期間に比べ縮小したことなどにより、前年同期間を下回った。電気銅及び電気ニッケルの生産量及び販売量は前年同期間を上回った。フェロニッケルの生産量及び販売量は前年同期間を下回った。Coral Bay Nickel Corporation(フィリピン)及びTaganito HPAL Nickel Corporation(フィリピン)の生産量は前年同期間を下回った。
2025年3月期の連結業績は、売上高が前期比7.6%増の1兆5550億円を計画。
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