開示会社:コメ兵HD(2780)
開示書類:2025年3月期 第2四半期決算短信(中間期)〔日本基準〕(連結)
開示日時:2024/11/13 15:00
<決算スコア> -1.91
<業績データ>
発表期 2024/09
種別 2Q
売上高(百万円) 69,447
前期比 +31.6% ○
会社予想比 +1.4% ○
営業利益(百万円) 3,126
前期比 -2.6% ●
会社予想比 -8.1% ●
経常利益(百万円) 3,069
前期比 -6.2% ●
会社予想比 -9.2% ●
純利益(百万円) 1,961
前期比 -8.2% ●
会社予想比 -11.3% ●
実績年間配当(円) 52.00
予想期(通期) 2025/03
売上高(百万円) 144,500
前期比 +21.0% ○
会社予想比 0.0%
営業利益(百万円) 8,470
前期比 +13.7% ○
会社予想比 0.0%
経常利益(百万円) 8,400
前期比 +12.3% ○
会社予想比 0.0%
純利益(百万円) 5,560
前期比 +10.6% ○
会社予想比 0.0%
予想年間配当(円) 104.00
<要約>
2025年3月期上期の連結業績は、売上高が前年同期比31.6%増の694億4700万円、営業利益が同2.6%減の31億2600万円、経常利益が同6.2%減の30億6900万円、純利益が同8.2%減の19億6100万円だった。
リユース業界においては、持続可能な社会の実現に向けた動きとそれに伴うリユースへの意識の高まりを背景に、市場全体が拡大している。
我が国経済は、2024年3月に日本銀行がマイナス金利政策を解除し、17年ぶりに金利を引き上げたことや、6月に実質賃金が27ヶ月ぶりにプラスになるなど、長らく続いたデフレから、物価と賃金が上昇する好循環への転換が進みつつある。7月末に日本銀行が追加利上げを実施し、日米の金利差が縮小したことにより為替が大きく円高に振れ、株価も急激に変動するなど、足元の金融市場は不安定な状況が続いている。ブランドリユースにおいては為替変動の影響を受けて、高額の時計及びブランドバッグを中心に、商品相場が軟調に推移した。考えのもと、グループ全体でVISIONの達成に向け取り組んだ結果、売上高は増加で増収となった。
ブランド・ファッション事業は、国内のグループ会社では、株式会社コメ兵で商品編集型の販売店舗であるKOMEHYO名古屋本店BAG+(バッグプラス)及びKOMEHYOららぽーと愛知東郷などの買取併設店3店舗に加え、買取専門店を15店舗出店した。株式会社K-ブランドオフでは買取専門店(FC加盟店舗含む)を11店舗出店した。利益面については、8月からの一部商品の相場変動に対応し、在庫の流動化を図るため、法人販売を活用した結果、売上総利益率が低下し、販管費を計画通りコントロールしたものの、営業利益率も低下した。
タイヤ・ホイール事業においては、タイヤ、ホイール及びカスタム用パーツの販売については、メーカー各社のホイール価格改定に伴いタイヤ・ホイールのセット販売及び自社企画ホイールの国内外での販売が好調に推移した。個人買取好調により潤沢な在庫を確保することで中古売上高が増加し、利益率が改善した。当セグメント売上高は21億9400万円(前年同期比13.1%増)、営業利益は2900万円(前年同期は600万円の営業損失)となった。
不動産賃貸事業では、店舗の賃貸管理の他、グループ会社の主要な店舗をグループ会社に賃貸している。当セグメント売上高は1億7500万円(前年同期比22.5%増)、営業利益は5800万円(前年同期比35.1%増)となった。
2025年3月期の連結業績は、売上高が前期比21%増の1445億円、営業利益が同13.6%増の84億7000万円を計画。
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【決算スコアについて】
企業の発表する決算や業績予想修正が、どの程度株価にインパクトを及ぼすかを統計的に算出した参考指標です。
スコア算出にあたっては、発表内容を(1)前の期の実績(2)直近の会社予想(3)市場予想(QUICKコンセンサス)--との比較で分類してパターン化。類似パターンの発表時に過去、株価がどう反応したかを分析して算出しました。算出モデルには移動平均かい離率も投入し、発表前の株価の織り込み度合いも考慮しています。
あくまで過去データに基づく統計的な値であり、個別事象の予測を目的としたものではありませんので、ご注意ください。
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