開示会社:ミツコシイセタン(3099)
開示書類:2025年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
開示日時:2024/11/13 15:30
<決算スコア> +1.27
<業績データ>
発表期 2024/09
種別 2Q
売上高(百万円) 264,093
前期比 +6.3% ○
営業利益(百万円) 34,884
前期比 +72.8% ○
経常利益(百万円) 38,711
前期比 +69.0% ○
純利益(百万円) 25,394
前期比 +70.8% ○
実績年間配当(円) 24.00
予想期(通期) 2025/03
売上高(百万円) 556,000
前期比 +3.6% ○
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 +0.4% ○
営業利益(百万円) 72,000
前期比 +32.4% ○
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 -1.1% ●
経常利益(百万円) 77,000
前期比 +28.6% ○
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 -1.2% ●
純利益(百万円) 58,000
前期比 +4.4% ○
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 -0.8% ●
予想年間配当(円) 48.00
<要約>
2025年3月期上期の連結業績は、売上高が前年同期比6.3%増の2640億9300万円、営業利益が同72.8%増の348億8400万円、経常利益が同69%増の387億1100万円、純利益が同70.8%増の253億9400万円だった。
目指す姿である「顧客の暮らしを豊かにする“特別な"百貨店を中核とした小売グループ」の実現に向けて現中期経営計画(2022年度~2024年度)を推進し、2023年度まで重点戦略を着実に進展させて当初計画を大きく上回る業績を達成した。現中期経営計画の最終年度となる2024年度は、中核となる4つの重点戦略「高感度上質戦略」、「個客とつながるCRM戦略」、「連邦戦略」、「まち化戦略」を推し進めている。国内百貨店では、三越伊勢丹アプリ会員の新規獲得を中心に、識別できる顧客(以下、識別顧客)数が拡大している。個のマーケティングの高度化により、外商顧客を中心に識別顧客の客単価が向上し、首都圏店舗を中心に識別顧客売上高が順調に拡大している。
収支構造改革を着実に推し進めたことで、地域百貨店計も増収(総額売上高)増益となった。
百貨店業においては、総額売上高は大幅に伸長した前年実績を更に上回り、前年同期比2桁以上の増収となった。百貨店の科学による収支構造改革の取り組みで販売管理費の削減を更に推し進めたことにより、利益が増加した。首都圏の都心店舗だけでなく地域百貨店においても、急伸した前年実績から更に拡大し、国内百貨店合計の免税売上高が過去最高額を更新している。販管費コントロールの取り組みを強化したことで、大幅に利益が改善した。海外事業(2024年1月1日~6月30日)では、米国で昨年度リモデルオープンしたレストランが好調に推移したことにより、売上と営業利益がともに大幅に計画を上回った。
クレジット・金融・友の会業において、株式会社エムアイカードは、グループ百貨店と連携した割賦手数料とアクワイアリングの収入拡大により、増収となった。収支構造改革の取り組みにより販売管理費を大きく削減することができ、大幅に収益拡大した。成長戦略の一環として、百貨店事業を通じてつながったすべての識別顧客の暮らし全般に関わる要望に応えるべく、新たな金融サービスの開発・展開を推進している。昨年度スタートした、伊勢丹新宿本店の時計売場における商品保証サービスにおいては、時計購入者のサービス加入率が目標を達成し、順調に推移している。セグメントにおける売上高は163億9500万円(前年同期比4.6%増)、営業利益は31億8600万円(前年同期比125.8%増)となった。
不動産業では、グループの保有物件におけるテナントの入れ替えなどにより増収となった。高品質な内装や家具製作を強みとする株式会社三越伊勢丹プロパティ・デザインでは、外部の大型開発案件のホテルやオフィス、ブランドショップ改装の施工を中心に売上が拡大し、原材料費の高騰の影響を受けたものの、増収となった。セグメントにおける売上高は132億700万円(前年同期比20.0%増)、営業利益は14億4100万円(前年同期比16.6%増)となった。
2025年3月期の連結業績は、売上高が前期比3.6%増の5560億円、営業利益が同32.4%増の720億円を計画。
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