開示会社：共同ＰＲ(2436)
開示書類：2024年12月期 第３四半期決算短信〔日本基準〕（連結）
開示日時：2024/11/13 15:30

<決算スコア> -1.08

<業績データ>
発表期 2024/09
種別 3Q
売上高(百万円) 5,282
前期比 +6.7% ○
営業利益(百万円) 826
前期比 +28.9% ○
経常利益(百万円) 825
前期比 +25.6% ○
純利益(百万円) 385
前期比 +10.0% ○

予想期(通期) 2024/12
売上高(百万円) 7,500
前期比 +8.8% ○
会社予想比 0.0%
営業利益(百万円) 1,050
前期比 +25.0% ○
会社予想比 0.0%
経常利益(百万円) 1,050
前期比 +21.8% ○
会社予想比 0.0%
純利益(百万円) 580
前期比 +19.1% ○
会社予想比 0.0%
予想年間配当(円) 12.00


＜要約＞
　2024年12月期3Qの連結業績は、売上高が前年同期比6.7%増の52億8200万円、営業利益が同28.9%増の8億2600万円、経常利益が同25.7%増の8億2500万円、純利益が同10%増の3億8500万円だった。

　2024年3月に発表した中期経営計画の目標達成に向けて、ニュースの価値を最大化するための集団「New'S design studio」を設立し、「PR Design」「SNS Marketing Design」「DATA Design」といった各事業の強みを組織的横断的に活かしていくことで、効果のあるPRメソッドを開発し、再現性のある仕組みを構築する活動を開始した。米大手ロビー会社と戦略的パートナーシップを契約するほか、大阪万博を見据えて大阪支店を新たに開設するなど、米市場や関西経済圏を視野にいれて始動した。

　PR事業では、インバウンド需要の高まりを背景に収益性の向上に注力するほか、米大手ロビー会社「バラード・パートナーズ」と戦略的パートナーシップを契約するなど、米国内でのロビー活動支援にも参入してきた。グループ会社の株式会社ULMのオフィスを移転し、株式会社マンハッタンピープルとの連携をより強化することで、案件獲得へ向けて取り組んだ。前期から国内外のIT・情報通信・テクノロジー関連を中心にリテイナー契約を伸長させるとともに、オプショナル&スポット案件やペイドパブリシティ案件については、様々な業界のクライアント様から大型案件を複数受託するなど好調に推移した。PR事業における売上高は39億1100万円(前年同期比3.5%増)、セグメント利益6億9600万円(14.5%増)となった。

　インフルエンサーマーケティング事業では、自社メディア「CUL DRAMA」で都市ファンタジーアクションRPG『ゼンレスゾーンゼロ』をPRし、SNSで話題となり再生回数60万回を記録したほか、Z世代から人気のさくらやおさき、30代を中心に人気のコスメ系インフルエンサーのコスメヲタちゃんねるサラなど、幅広い層のインフルエンサーを起用した各メディアとのタイアップ案件がターゲット層に的確にアプローチした結果、売り上げに大きく貢献した。インフルエンサーマーケティング事業における売上高は7億1500万円(前年同期比21.4%増)、セグメント利益8100万円(180.3%増)となった。

　AI・ビッグデータソリューション事業では、Webモニタリング自動化ツール「CERVN」の実績を着実に積み上げたほか、顧客のニーズに合わせてWebデータ収集が行えるWebスクレイピング&Webクローリング代行サービス「Shtock Data Pro」において、大手小売業の競合価格調査及び生成AIを活用したデータ統合案件を獲得し、製品を継続利用いただく事例が増加した。各事業が順調に推移したことや、ShtockData・CERVNなどサブスクリプション増加による収益性の向上の影響により、AI・ビッグデータソリューション事業における売上高は6億5500万円(前年同期比12.1%増)、セグメント利益1億4400万円(44.2%増)となった。

　2024年12月期の連結業績は、売上高が前期比8.8%増の75億円、営業利益が同24.9%増の10億5000万円を計画。



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【決算スコアについて】
　企業の発表する決算や業績予想修正が、どの程度株価にインパクトを及ぼすかを統計的に算出した参考指標です。
　スコア算出にあたっては、発表内容を（１）前の期の実績（２）直近の会社予想（３）市場予想（QUICKコンセンサス）--との比較で分類してパターン化。類似パターンの発表時に過去、株価がどう反応したかを分析して算出しました。算出モデルには移動平均かい離率も投入し、発表前の株価の織り込み度合いも考慮しています。
　あくまで過去データに基づく統計的な値であり、個別事象の予測を目的としたものではありませんので、ご注意ください。


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