開示会社:EduLab(4427)
開示書類:2024年9月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
開示日時:2024/11/13 16:00
<決算スコア> +1.61
<業績データ>
発表期 2024/09
種別 通期
売上高(百万円) 7,141
前期比 +1.1% ○
会社予想比 +2.0% ○
営業利益(百万円) -325
前期比 +39.8% ○
会社予想比 +16.7% ○
経常利益(百万円) -492
前期比 +20.1% ○
会社予想比 +1.6% ○
純利益(百万円) -1,273
前期比 +59.0% ○
会社予想比 -95.8% ●
実績年間配当(円) 0.00
予想期(通期) 2025/09
売上高(百万円) 6,000
前期比 -16.0% ●
営業利益(百万円) 50
前期比 +115.4% ○
経常利益(百万円) 10
前期比 +102.0% ○
純利益(百万円) -350
前期比 +72.5% ○
予想年間配当(円) -
<要約>
2024年9月期の連結業績は、売上高が前期比1.1%増の71億4100万円、営業損益が3億2500万円の赤字(前の期は5億4000万円の赤字)、経常損益が4億9200万円の赤字(前の期は6億1600万円の赤字)、最終損益が12億7300万円の赤字(前の期は31億500万円の赤字)だった。
持続的な成長を目指した体制構築に向け、2024年9月期から2026年9月期までの3年間を期間とする「中期経営計画-事業計画及び成長可能性に関する事項」を、2023年12月8日に公表した。以下に記載する3つの改革に取り組み、2025年9月期に、営業利益、経常利益の黒字化を目指している。経常損失と純損失との乖離の主な要因は、将来に損失を繰り延べないためのソフトウエア等の固定資産の減損損失および事業構造改革引当金繰入等による特別損失合計5億4758万9000円が発生したこと、さらに新設分割子会社の株式会社EdTech Riseにおける法人税等の計上や、過年度に係る法人税等の計上により、法人税等合計2億5000万円の発生によるもの。
事業構造改革においては、事業ポートフォリオの見直しを行い、高付加価値事業及び成長事業に対して経営資源を積極的に投下するとともに、不採算事業からの撤退を行い、高収益な企業体質を目指す。テスト等ライセンス事業及びテスト運営・受託事業で、より付加価値を高めていくとともに、テストセンター事業及びAI事業を成長事業として育成していく。
コスト構造改革においては、早期のコスト削減、人員の再配置を行い、筋肉質な組織体制を目指す。海外子会社の運営体制の見直しによるスリム化、外注費の最適化、オフィス移転を含めた徹底的な販売費および一般管理費の削減に取り組むとともに、一部事業・サービス撤退による成長事業への人員の再配置を行う。
組織体制・企業風土構造改革においては、テストセンター事業で、テストセンター利用者数が増加基調に推移したことに加え、2023年12月25日付で株式を取得したサクセススペース株式会社及び株式会社システムサポートアンドコンサルティングの業績が寄与し、当該セグメントの売上高は32億1400万円(前期比10.4%増)、セグメント利益は3億6800万円(10.0%増)となった。費用面では、減価償却費等の増加があり、当該セグメントの売上高は3億3500万円(前期比4.4%減)、セグメント利益は2500万円(前期比77.4%減)となった。
2025年9月期の連結業績は、売上高が前期比16%減の60億円、営業利益が5000万円を計画。
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【決算スコアについて】
企業の発表する決算や業績予想修正が、どの程度株価にインパクトを及ぼすかを統計的に算出した参考指標です。
スコア算出にあたっては、発表内容を(1)前の期の実績(2)直近の会社予想(3)市場予想(QUICKコンセンサス)--との比較で分類してパターン化。類似パターンの発表時に過去、株価がどう反応したかを分析して算出しました。算出モデルには移動平均かい離率も投入し、発表前の株価の織り込み度合いも考慮しています。
あくまで過去データに基づく統計的な値であり、個別事象の予測を目的としたものではありませんので、ご注意ください。
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