開示会社:ゼネテック(4492)
開示書類:2025年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
開示日時:2024/11/14 12:00
<決算スコア> +0.39
<業績データ>
発表期 2024/09
種別 2Q
売上高(百万円) 3,993
前期比 +26.4% ○
会社予想比 0.0%
営業利益(百万円) 358
前期比 +82.7% ○
会社予想比 0.0%
経常利益(百万円) 354
前期比 +80.6% ○
会社予想比 0.0%
純利益(百万円) 185
前期比 +55.5% ○
会社予想比 0.0%
実績年間配当(円) 8.00
予想期(通期) 2025/03
売上高(百万円) 8,500
前期比 +18.9% ○
会社予想比 0.0%
営業利益(百万円) 820
前期比 +30.4% ○
会社予想比 0.0%
経常利益(百万円) 800
前期比 +26.0% ○
会社予想比 0.0%
純利益(百万円) 470
前期比 +13.5% ○
会社予想比 0.0%
予想年間配当(円) 18.00
<要約>
2025年3月期上期の連結業績は、売上高が前年同期比26.4%増の39億9300万円、営業利益が同82.7%増の3億5800万円、経常利益が同79.9%増の3億5400万円、純利益が同54.8%増の1億8500万円だった。
情報サービス産業においては、経済産業省が公表した「特定サービス産業動態統計」によると、情報サービス産業の月毎の売上高は、前年同月と比較し全ての月で増加している。
2023年5月31日に中期経営計画(2023年度~2025年度)を公表し、2期目を迎えている。中期経営計画の基本戦略では、以下3つの事業成長戦略と2つの経営基盤戦略を実行している。基本戦略を着実に遂行することを通じて業容拡大を図り、経営目標の達成を目指す。付加価値向上策としては、システム開発の上流工程および製造・販売型へのシフトによる高単価化に向けて取り組む。拡販策としては、自動車分野でのシステム開発技術の横展開による売上拡大を図る。付加価値向上策としては、FlexSim(3次元シミュレーションソフトウェア)およびPLM事業・ERP事業の推進、自社技術を用いた新規ソリューション開発等によるラインナップの拡充を図る。本年度、エンジニアを中心に31名の新入社員を迎え入れた。
システムソリューション事業において、強みであるソフトウェアとハードウェアの一体型システム開発の受注が堅調に推移した。システム開発については、外注先納期遅延の影響を受けた前年同期から、生産体制が通常稼働に回復し問題発生前の水準を超えて伸長したこと、大手顧客の年間開発計画の上期前倒しがあったことが増収増益につながった。ソフトウェア開発については、車載系統合ソリューションやサイバーセキュリティなどの新たな車載系開発案件の獲得が進んだ。売上高は23億4200万円(前年同期比19.4%増)、セグメント利益は6億800万円(前年同期比53.2%増)となった。
エンジニアリングソリューション事業において、3次元CAD/CAMソフトウェア「Mastercam」については、第1四半期連結会計期間に実施したキャンペーンの効果に加えカスタマイズ案件の獲得に注力した結果、売上高は前年同期比増加となったが、仕入価格改定の影響を受け、利益面では売上額の増加幅ほど伸びなかった。PLM事業については、2024年4月に取得した株式会社フラッシュシステムズを第2四半期連結会計期間より連結損益計算書に加えたこと等もあり売上高が増加したが、組織構築および人材確保・育成にかかったコストを上回る売上計上までには至らなかった。売上高は14億1000万円(前年同期比43.7%増)、セグメント利益は2億2500万円(前年同期比39.0%増)となった。
GPS事業においては、防災スマートフォンアプリ「ココダヨ」サービス全体の累計インストール数は154万件となり、売上高は前年同期比で大きく増加した一方、第2四半期連結会計期間の売上高はスゴ得の売上単価の変動の影響もあり第1四半期連結会計期間ほど伸びなかった。利益面ではドル建てのサーバー使用料が円安で増加したことに加え、開発原価の増加もあって微増となった。売上高は2億5200万円(前年同期比11.9%増)、セグメント利益は6100万円(前年同期比2.2%増)となった。
2025年3月期の連結業績は、売上高が前期比18.9%増の85億円、営業利益が同30.3%増の8億2000万円を計画。
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