開示会社:NANO(4571)
開示書類:2025年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
開示日時:2024/11/14 15:00
<決算スコア> +3.26
<業績データ>
発表期 2024/09
種別 2Q
売上高(百万円) 7
前期比 -92.3% ●
営業利益(百万円) -373
前期比 +28.0% ○
経常利益(百万円) -382
前期比 +18.9% ○
純利益(百万円) -518
前期比 -8.6% ●
実績年間配当(円) 0.00
予想期(通期) 2025/03
売上高(百万円) 108
前期比 -20.0% ●
会社予想比 +111.8% ○
営業利益(百万円) -893
前期比 -3.4% ●
会社予想比 +28.1% ○
経常利益(百万円) -856
前期比 -14.3% ●
会社予想比 +28.2% ○
純利益(百万円) -994
前期比 -27.4% ●
会社予想比 +17.6% ○
予想年間配当(円) 0.00
<要約>
2025年3月期上期の連結業績は、売上高が前年同期比91.5%減の700万円、営業損益が3億7300万円の赤字(前年同期は5億1800万円の赤字)、経常損益が3億8200万円の赤字(前年同期は4億7100万円の赤字)、最終損益が5億1800万円の赤字(前年同期は4億7700万円の赤字)だった。
事業推進の新たなエンジンとして、顧客からのニーズに応える形で、mRNA医薬品の創製に関する受託研究型ビジネスを立ち上げ、顧客が保有するmRNA医薬品候補の研究開発支援を開始し、1件の受注に成功している。mRNAはCOVID-19ワクチン上市により、新たなモダリティ(創薬技術)として認知され、感染症予防ワクチン、がん治療ワクチン、遺伝性希少疾患治療などの分野での開発競争が激化している。2023年8月に本課題の基盤となる2件の特許について、再実施許諾権(サブライセンス権)付独占ライセンス権を獲得し、導出活動を開始している。コムレクスR耳科用液1.5%(開発コードENT103)は、2023年6月からセオリアファーマ株式会社により販売されている。外国為替相場の変動による為替差損2545万5000円を営業外費用に計上している。
組織再生において、変形性膝関節症に対するRUNX1 mRNAは、国内初のmRNA治療薬であり、医師主導治験の準備を進めている。続くパイプラインとして、皮膚のアンチエイジング及び千寿製薬株式会社との共同で眼科疾患に対するmRNA治療薬の研究開発を進めている。RUNX1 mRNA: アクセリード株式会社と共同で設立した株式会社PrimRNAにおいて、変形性膝関節症患者を対象とした医師主導第Ⅰ相臨床試験の2024年度末までの開始を目指し、規制当局相談などの準備を進めている。本件は、軟骨の増殖・分化に関わる転写因子RUNX1のmRNAをミセル製剤化し膝関節内に直接投与する変形性膝関節症の進行抑制及び疼痛の軽減を実現する革新的な疾患修飾型治療薬候補である。本プロジェクトは、AMEDの医療研究開発革新基盤創成事業(CiCLE)に採択されている。
免疫寛容ワクチンの研究は、花王株式会社との包括共同研究契約下に進めており、最初のプロジェクトは開発候補選定段階にステージアップした。続くプロジェクトを両社合意に基づき開始するとともに、継続的な新たなプロジェクトの創出にも協力して取り組んでいる。感染症予防ワクチンについては、AMED先進的研究開発戦略センター(SCARDA)事業に採択されたCrafton Biotechnology株式会社を代表機関とするワクチン開発に分担機関として参画するとともに、受託研究型ビジネスとしても取り組んでいる。免疫寛容ワク花王株式会社が独自開発した免疫制御技術を用いたmRNA医薬の創製に向けた包括共同研究契チン: 約の下、免疫寛容ワクチンに関する共同プロジェクトを進めている。
2025年3月期の連結業績は、売上高が前期比19.9%減の1億800万円、営業損益が8億9300万円の赤字を計画。
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【決算スコアについて】
企業の発表する決算や業績予想修正が、どの程度株価にインパクトを及ぼすかを統計的に算出した参考指標です。
スコア算出にあたっては、発表内容を(1)前の期の実績(2)直近の会社予想(3)市場予想(QUICKコンセンサス)--との比較で分類してパターン化。類似パターンの発表時に過去、株価がどう反応したかを分析して算出しました。算出モデルには移動平均かい離率も投入し、発表前の株価の織り込み度合いも考慮しています。
あくまで過去データに基づく統計的な値であり、個別事象の予測を目的としたものではありませんので、ご注意ください。
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