開示会社:サニックス(4651)
開示書類:2025年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
開示日時:2024/11/14 15:30
<決算スコア> -0.84
<業績データ>
発表期 2024/09
種別 2Q
売上高(百万円) 21,259
前期比 -5.9% ●
会社予想比 -6.5% ●
営業利益(百万円) 650
前期比 -56.1% ●
会社予想比 +6.0% ○
経常利益(百万円) 499
前期比 -62.8% ●
会社予想比 +3.3% ○
純利益(百万円) 270
前期比 -76.0% ●
会社予想比 -26.2% ●
実績年間配当(円) 0.00
予想期(通期) 2025/03
売上高(百万円) 46,246
前期比 -2.0% ●
会社予想比 0.0%
営業利益(百万円) 1,715
前期比 -54.2% ●
会社予想比 0.0%
経常利益(百万円) 1,440
前期比 -58.5% ●
会社予想比 0.0%
純利益(百万円) 1,093
前期比 -59.5% ●
会社予想比 0.0%
予想年間配当(円) 0.00
<要約>
2025年3月期上期の連結業績は、売上高が前年同期比5.9%減の212億5900万円、営業利益が同56.1%減の6億5000万円、経常利益が同62.8%減の4億9900万円、純利益が同76%減の2億7000万円だった。
わが国の経済は、社会活動の正常化に伴う個人消費の回復やインバウンド需要の高まりによって、景気は緩やかな持ち直しの動きがみられた。不安定な国際情勢の中、円安の影響による原材料価格やエネルギー価格の高騰、物価の上昇など、依然として先行き不透明な状況が継続している。社会情勢において、企業理念である「次世代へ快適な環境を」のもと、住環境領域、エネルギー領域、資源循環領域の各領域において、事業を通じた社会課題の解決を推進し、持続可能な社会づくりに取り組んだ。
利益については、環境資源開発事業において、苫小牧発電所における売電契約単価が下回ったことによる減収に加え、定期修繕に伴い修繕費を計上した影響もあり、純利益は減少、営業利益は減少、経常利益は減少となった。
資源循環領域において、環境資源開発事業では、「プラスチック燃料」が前年同期比6.7%増、「廃液処理」が前年同期比7.3%増、「埋立処理」が前年同期比13.1%増となった。苫小牧発電所の定期修繕において、前期は3月から4月に実施していたものを、4月から5月にかけ実施したため、稼働日数が前期比減少したこともあり前年同期比46.6%減となった。売上高は83億7600万円(前年同期比8.9%減)となった。営業損益は、苫小牧発電所における減収に加え、定期修繕に伴い修繕費を計上した影響もあり、10億7900万円の営業利益(前年同期比45.5%減)となった。
住環境領域において、営業損益は、前年同期比増収に加え、販管費等の固定費の削減効果により、10億1300万円の営業利益(前年同期比13.7%増)となった。提携先からの紹介案件が減少したこともあり、主力商品である「防錆機器取付施工(商品名:ドールマンショック)」が前年同期比10.4%減、「建物給排水補修施工」が前年同期比1.2%減、「建物防水塗装補修施工」が前年同期比21.8%減となり、売上高は12億7700万円(前年同期比3.7%減)となった。営業損益は、前年同期比減収により、2500万円の営業利益(前年同期比1.0%減)となった。営業損益は、採算性の改善を進めたことにより、2200万円の営業損失(前年同期は6400万円の営業損失)となった。
エネルギー領域において、PV事業では、企業・法人向けに自家消費型太陽光発電システム等の販売施工、自治体へのPPA事業の提案、土地付太陽光発電所の販売、既設太陽光発電システムの機器交換、メンテナンス等に注力した。電力会社との系統連系の遅れや案件の大型化・高度化等により受注から施工までの期間が長期化し、売上計上時期に遅れが生じたことから、売上高は35億2700万円(前年同期比15.0%減)となった。営業損益は、材料コストの低下等により粗利率は改善してきているものの、前年同期比減収となったこともあり、1億4900万円の営業損失(前年同期は5000万円の営業損失)となった。売上高は13億900万円(前年同期比1.9%減)となった。営業損益は、減収となったものの採算性が改善し、8800万円の営業利益(前年同期比27.8%増)となった。
2025年3月期の連結業績は、売上高が前期比2%減の462億4600万円、営業利益が同54.2%減の17億1500万円を計画。
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