開示会社:PBシステムズ(4447)
開示書類:2024年9月期 決算短信〔日本基準〕(非連結)
開示日時:2024/11/14 15:30
<決算スコア> -1.33
<業績データ>
発表期 2024/09
種別 通期
売上高(百万円) 3,107
前期比 +7.1% ○
会社予想比 -2.9% ●
営業利益(百万円) 362
前期比 +20.3% ○
会社予想比 +4.3% ○
経常利益(百万円) 362
前期比 +22.7% ○
会社予想比 +4.6% ○
純利益(百万円) 255
前期比 +24.4% ○
会社予想比 +7.6% ○
実績年間配当(円) 10.00
予想期(通期) 2025/09
売上高(百万円) 3,420
前期比 +10.1% ○
営業利益(百万円) 380
前期比 +5.0% ○
経常利益(百万円) 376
前期比 +3.9% ○
純利益(百万円) 256
前期比 +0.4% ○
予想年間配当(円) 12.50
予想期(半期) 2025/03
予想中間配当(円) 0.00
<要約>
2024年9月期の業績は、売上高が前期比7.1%増の31億700万円、営業利益が同20.1%増の3億6200万円、経常利益が同22.5%増の3億6200万円、税引き利益が同24.5%増の2億5500万円だった。
売上高は、SaaS事業者向け大型案件の受注により第4四半期会計期間の売上高が四半期としては過去最高の16億700万円となったことが大きく寄与し、3期連続の増収となった。営業利益は、積極的な投資活動に伴う人件費などの販管費の大幅な増加を、売上高の伸び、付加価値の高い案件の増加、内製化による製造コストの最適化などによる売上総利益率の向上で吸収し、過去最高を更新した。売上高は増加、営業利益は増加、経常利益は増加、純利益は増加となり、6期連続で最高益を更新した。
セキュアクラウドシステム事業は増収増益だった。Citrixソフトウェアの販売を中心に、クラウド基盤構築案件、地方自治体・九州に拠点を持つ半導体製造関連企業などの中規模のクラウド基盤構築案件の売上が好調だった。クラウド基盤向けの高性能サーバなど、利益率が高い製商品販売の拡大も営業利益の増加に寄与した。提唱している「必須のレジリエンス」のコンセプトは、昨今の自然災害の増加やサイバー攻撃によるシステム障害が大きな社会問題となる中で企業の喫緊需要を捉えるものとなり、障害回復力に優れたクラウド基盤の販売実績を押し上げた。セキュアクラウドシステム事業の売上高は、30億6000万円(前事業年度比8.8%増)、営業利益は6億6000万円(前事業年度比23.1%増)となった。
エモーショナルシステム事業は減収減益だった。売上高が低調に推移する一方で、今後の販売拡大に向けた地固めが進んだ。積極的なイベント出展やMetaWalkers?体験コーナーによる実機デモを連動した営業活動を推進した結果、防災分野を中心に、観光、宇宙の各市場において見込み顧客が着実に増加している。スポーツ市場への参入に向けたスポーツ業界関係者への営業アプローチも進展している。エモーショナルシステム事業の売上高は、4700万円(前事業年度比46.7%減)、営業損失は1600万円(前事業年度は営業利益1600万円)となった。全社営業利益は、各セグメントの営業損益の合計から、報告セグメントに分配していない全社費用2億8100万円を差し引いた数値となっている。
2025年9月期の業績は、売上高が前期比10%増の34億2000万円、営業利益が同4.9%増の3億8000万円を計画。
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【決算スコアについて】
企業の発表する決算や業績予想修正が、どの程度株価にインパクトを及ぼすかを統計的に算出した参考指標です。
スコア算出にあたっては、発表内容を(1)前の期の実績(2)直近の会社予想(3)市場予想(QUICKコンセンサス)--との比較で分類してパターン化。類似パターンの発表時に過去、株価がどう反応したかを分析して算出しました。算出モデルには移動平均かい離率も投入し、発表前の株価の織り込み度合いも考慮しています。
あくまで過去データに基づく統計的な値であり、個別事象の予測を目的としたものではありませんので、ご注意ください。
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