開示会社:ロココ(5868)
開示書類:2024年12月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
開示日時:2024/11/14 17:00
<決算スコア> -0.08
<業績データ>
発表期 2024/09
種別 3Q
売上高(百万円) 5,710
前期比 +7.2% ○
営業利益(百万円) 235
前期比 -40.4% ●
経常利益(百万円) 251
前期比 -33.2% ●
純利益(百万円) 156
前期比 -37.6% ●
予想期(通期) 2024/12
売上高(百万円) 7,711
前期比 +7.5% ○
会社予想比 0.0%
営業利益(百万円) 350
前期比 -27.1% ●
会社予想比 0.0%
経常利益(百万円) 360
前期比 -20.0% ●
会社予想比 0.0%
純利益(百万円) 231
前期比 -20.1% ●
会社予想比 0.0%
予想年間配当(円) 20.00
<要約>
2024年12月期3Qの連結業績は、売上高が前年同期比7.2%増の57億1000万円、営業利益が同40.2%減の2億3500万円、経常利益が同33.2%減の2億5100万円、純利益が同37.5%減の1億5600万円だった。
情報サービス業界においては、働き方改革の進展により、生産性の向上及び業務効率化に対する情報システムの需要が継続的に高まっている。
売上は概ね好調に推移したが、従業員数の増加及び賃率上昇による人件費の増加、新規案件獲得のための営業活動や広告宣伝等の販売費の増加、今後の成長に必要な顧客との関係強化のための費用、上場を機に外形標準課税適用会社となったことによる租税公課の増加等があり、費用が膨らんだ。変更に基づき、前第3四半期連結累計期間のセグメント情報は、変更後の報告セグメント区分に組替えて開示しており、説明も同様となっている。
ITO&BPO事業においては、新規案件の獲得等により、ITサービスマネジメント事業及びカスタマーコミュニケーション事業の売上が好調だった。イベントサービス事業の売上は堅調に推移した。ソリューション事業では、非接触需要の増加に伴う施設向けのソリューション導入案件の新規契約を獲得したほか、イベント関連での顔認証ソリューションが好調だったため、売上を大きく伸ばした。費用面では、人件費、新規案件獲得のための販売費用、顧客との関係強化のための費用、外形標準課税等の負担が増加した。売上高は、37億6200万円(前年同期比6.8%増)、セグメント利益(営業利益)は、1億4400万円(前年同期比45.3%減)となった。
クラウドソリューション事業においては、企業におけるDX推進の流れにより、ServiceNow事業において新規契約を獲得し、売上が好調に推移している。HRソリューション事業では、既存顧客に対する大型改修案件があり、売上が好調だった。システムソリューション事業では新規案件の獲得が遅れ、売上が前年同期並みとなった。費用面においては、従業員数増加による人件費増加、顧客との関係強化のための費用、外形標準課税等の負担増があった。売上高は、18億3800万円(前年同期比8.0%増)、セグメント利益(営業利益)は、8100万円(前年同期比28.8%減)となった。
その他の事業においては、海外事業で、外部顧客への売上高、グループ内の売上高ともに増加した。円安が進んだ影響もあり、人件費や家賃等の費用が増加した。売上高は、3億2000万円(前年同期比6.9%増)セグメント利益(営業利益)は、1000万円(前年同期比30.5%減)となった。
2024年12月期の連結業績は、売上高が前期比7.5%増の77億1100万円、営業利益が同26.9%減の3億5000万円を計画。
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