開示会社:ジョルダン(3710)
開示書類:令和6年9月期決算短信〔日本基準〕(連結)
開示日時:2024/11/15 12:00
<決算スコア> -1.88
<業績データ>
発表期 2024/09
種別 通期
売上高(百万円) 2,928
前期比 -2.5% ●
会社予想比 +1.0% ○
営業利益(百万円) -189
会社予想比 -11.2% ●
経常利益(百万円) -166
前期比 -347.8% ●
会社予想比 -50.9% ●
純利益(百万円) -118
前期比 +39.5% ○
会社予想比 -293.3% ●
実績年間配当(円) 6.00
予想年間配当(円) -
<要約>
2024年9月期の連結業績は、売上高が前期比2.6%減の29億2800万円、営業損益が1億8900万円の赤字、経常損益が1億6600万円の赤字(前の期は6700万円の黒字)、最終損益が1億1800万円の赤字(前の期は1億9500万円の赤字)だった。
情報通信業界においては、企業のソフトウエア投資は増加が続いており、情報サービス業及びインターネット附随サービス業の売上高についても前連結会計年度(2022年10月1日~2023年9月30日)と比べ増加となった。
生成AIを始めとするAI技術の高度化・実用化の進展等、情報通信に関する市場環境の変化は更に加速してきた。位置や移動に関するサービスの領域においても、「MaaS(Mobility as a Service)」や「スマートシティ」等の流れが進展してきた。市場環境の変化に対応した事業展開のための基盤整備に取り組んでおり、「乗換案内」の各種インターネットサービスは多くの方々に広く利用いただくに至っている。営業損益及び経常損益については、新たな業務領域に取り組んだこと等による、外注費やハードウエア導入費用等の売上原価や研究開発費等の販管費の増加等の影響が大きく、損失が発生した。
親会社株主に帰属する当期純損益については、株式会社エアーズの株式を売却し、同社が連結の範囲から外れたこと等に伴う子会社株式売却益の発生や、減損損失が大きく減少した影響等により、前連結会計年度と比べ改善した。
乗換案内事業では、旅行等の売上高等が増加したものの、モバイル向け有料サービス等の売上高が減少したことにより、セグメント全体の売上高は前連結会計年度と比べ微減となった。損益面では、各製品・サービスの利益率の違いや、新たな業務領域に取り組んだこと等を含めた法人向けの製品・サービスにおける外注費やハードウエア導入費用等の売上原価の増加等の影響が大きく、セグメント全体の利益は大きく減少した。結果、売上高23億9600万円(前連結会計年度比1.3%減)、セグメント利益1億7400万円(前連結会計年度比42.7%減)となった。
ソフトウエア事業では、案件の受注・納品が順調に推移したことにより、セグメント全体の売上高は前連結会計年度と比べ増加した。今後の展開に向けたものを含め、売上原価等の費用についても増加しており、セグメント全体の利益は減少した。結果、売上高4億2000万円(前連結会計年度比5.7%増)、セグメント利益1400万円(前連結会計年度比64.9%減)となった。
ハードウエア事業では、前第1四半期連結会計期間末から株式会社エアーズを連結の範囲に含めた(前連結会計年度の経営成績には同社の業績が9ヶ月分しか含まれていない)影響があるものの、同社以外の会社を含め案件の受注・納品が順調に推移しておらず、セグメント全体の売上高は前連結会計年度と比べ減少した。セグメント全体の損失も拡大した。結果、売上高1億7500万円(前連結会計年度比33.6%減)、セグメント損失7300万円(前連結会計年度は6300万円の損失)となった。
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【決算スコアについて】
企業の発表する決算や業績予想修正が、どの程度株価にインパクトを及ぼすかを統計的に算出した参考指標です。
スコア算出にあたっては、発表内容を(1)前の期の実績(2)直近の会社予想(3)市場予想(QUICKコンセンサス)--との比較で分類してパターン化。類似パターンの発表時に過去、株価がどう反応したかを分析して算出しました。算出モデルには移動平均かい離率も投入し、発表前の株価の織り込み度合いも考慮しています。
あくまで過去データに基づく統計的な値であり、個別事象の予測を目的としたものではありませんので、ご注意ください。
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