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フェローテック(6890) 3Q決算発表 決算スコア:-1.57

記事公開日 2025/2/14 15:30 最終更新日 2025/2/14 15:30

開示会社:フェローテック(6890)
開示書類:2025年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
開示日時:2025/02/14 15:30

<決算スコア> -1.57

<業績データ>
発表期 2024/12
種別 3Q
売上高(百万円) 202,365
前期比 +20.3% ○
営業利益(百万円) 19,696
前期比 -5.9% ●
経常利益(百万円) 20,516
前期比 -11.8% ●
純利益(百万円) 12,612
前期比 -6.3% ●

予想期(通期) 2025/03
売上高(百万円) 265,000
前期比 +19.1% ○
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 -1.5% ●
営業利益(百万円) 26,000
前期比 +4.5% ○
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 -4.9% ●
経常利益(百万円) 26,000
前期比 -2.0% ●
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 -7.1% ●
純利益(百万円) 16,000
前期比 +5.6% ○
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 -6.1% ●
予想年間配当(円) 110.00


<要約>
 2025年3月期3Qの連結業績は、売上高が前年同期比20.3%増の2023億6500万円、営業利益が同5.9%減の196億9600万円、経常利益が同11.8%減の205億1600万円、純利益が同6.3%減の126億1200万円だった。

 電子デバイス等の事業では、サーモモジュールが通信分野を中心に堅調、パワー半導体用基板も、車載、産業機器向けの販売を伸ばしている。営業外損益については為替差益が前年同期比で減少している。

 電子デバイス事業において、主な製品は、サーモモジュール、パワー半導体用基板、磁性流体、センサなどである。サーモモジュールは、生成AI関連のサーバー投資の増加に伴い光トランシーバー向けの出荷は大きく伸びた。パワー半導体用基板についても、産業機械向け等で順調に売上を伸ばした。センサの損益は株式会社大泉製作所の決算期変更により9か月決算となるため2024年4月から9月までの6か月間となっている。売上高は363億300万円(前年同期比21.7%増)、営業利益は59億2300万円(前年同期比16.3%増)となった。

 車載関連事業において、主な製品は、サーモモジュール、パワー半導体用基板、センサである。サーモモジュールは、前年同期比で車載用冷蔵庫等の販売を伸ばした。パワー半導体用基板については、DCB基板は競争激化影響が続いたが、AMB基板は電気自動車(EV)向けを中心に売上を伸ばし、全体では増収となった。センサの損益は株式会社大泉製作所の決算期変更により9か月決算となるため2024年4月から9月までの6か月間となっている。売上高は231億2700万円(前年同期比12.6%増)、営業利益は28億3700万円(前年同期比21.6%減)となった。

 半導体等装置関連事業において、主な製品は、真空シール及び各種製造装置向け金属加工製品、石英製品、セラミックス製品、CVD-SiC製品、シリコンパーツ、装置部品洗浄、石英坩堝などである。半導体全体及び半導体製造装置の需要が回復基調のなか、真空シール及び各種製造装置向け金属加工製品は大幅増収、半導体製造プロセスに使用される石英製品・セラミックス製品、部品洗浄サービスなども、工場稼働率の回復を背景に堅調に売上を伸ばした。石英坩堝については増収ながら、第3四半期に太陽光パネル製造メーカー向け出荷が伸び悩んだ。1227億8400万円(前年同期比25.9%増)、営業利益は108億3800万円(前年同期比17.7%減)となった。

 2025年3月期の連結業績は、売上高が前期比19.1%増の2650億円、営業利益が同4.5%増の260億円を計画。



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【決算スコアについて】
 企業の発表する決算や業績予想修正が、どの程度株価にインパクトを及ぼすかを統計的に算出した参考指標です。
 スコア算出にあたっては、発表内容を(1)前の期の実績(2)直近の会社予想(3)市場予想(QUICKコンセンサス)--との比較で分類してパターン化。類似パターンの発表時に過去、株価がどう反応したかを分析して算出しました。算出モデルには移動平均かい離率も投入し、発表前の株価の織り込み度合いも考慮しています。
 あくまで過去データに基づく統計的な値であり、個別事象の予測を目的としたものではありませんので、ご注意ください。


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