17日午前の株式市場で体外診断薬を手がけるミズホメディー(4595、2部)が買い気配で始まった。取引が成立すると一時は2000円の大台を突破した。新型コロナ検査キットの発売日決定と公的保険適用を好感した買いが入ったようだ。
ミズホメディーは13日、新型コロナウイルス感染症遺伝子検査キット「スマートジーン 新型コロナウイルス検出試薬」を19日に発売すると発表した。製品化に向けて臨床検体による性能評価を実施したところ、性一致率100%、陰性一致率100%となった。
これにより、新型コロナウイルスの遺伝子検査方法として使用できるとともに、公的医療保険適用の対象となる。今期業績への影響は、売上高へ寄与するものと期待されるが、現在精査中としている。(QUICK Market Eyes 本吉 亮)