【日経QUICKニュース(NQN)】東京証券取引所は8日、3日連続でストップ安となった株主調査を手掛けるアイ・アールジャパン(6035)株について9日の取引での制限値幅を拡大すると発表した。制限値幅の下限は2000円と通常の4倍、上限は通常通り500円となる。IRジャパンの8日終値は2370円で、9日のストップ安水準は370円、ストップ高水準は2870円となる。
IRジャパンを巡っては上場規程に反し業績予想修正を適切に開示しなかった疑いや最高幹部のインサイダー取引疑惑があったとして、6月1日に証券取引等監視委員会による家宅捜索があったと伝わっていた。