開示会社：ﾒｲﾃｯｸGHD(9744)
開示書類：2025年３月期 第３四半期決算短信〔日本基準〕（連結）
開示日時：2025/01/30 11:30

<決算スコア> -0.39

<業績データ>
発表期 2024/12
種別 3Q
売上高(百万円) 100,398
前期比 +5.1% ○
営業利益(百万円) 15,212
前期比 +6.2% ○
経常利益(百万円) 15,253
前期比 +6.4% ○
純利益(百万円) 9,801
前期比 0.0%

予想期(通期) 2025/03
売上高(百万円) 133,300
前期比 +5.0% ○
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 +0.5% ○
営業利益(百万円) 18,200
前期比 +3.1% ○
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 -1.6% ●
経常利益(百万円) 18,300
前期比 +3.6% ○
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 -1.6% ●
純利益(百万円) 11,900
前期比 -3.6% ●
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 -2.9% ●
予想年間配当(円) 185.00


＜要約＞
　2025年3月期3Qの連結業績は、売上高が前年同期比5.1%増の1003億9800万円、営業利益が同6.2%増の152億1200万円、経常利益が同6.4%増の152億5300万円、純利益が同横ばいの98億100万円だった。

　連結売上高9割超を占めるエンジニアリングソリューション事業を担うメイテック(MT)、メイテックフィルダーズ(MF)では、主要顧客である大手製造業各社が、次代を見据えた技術開発投資を進められたことから、受注は堅調に推移した。受注に応え、新入社員および既存社員の配属を促進した結果、稼働人員数の増加と稼働率の向上を両立した。連結売上原価は、エンジニア社員の増員に伴う労務費増加等により、前年同期比34億6900万円(5.0%)増加の723億4600万円、連結販管費は、前年同期比5億4600万円(4.4%)増加の128億3900万円となり、連結営業利益は、前年同期から増加となった。

　2025年3月期中間期に所有の大型研修施設の利用停止を決定し、6億2000万円の減損損失を計上したため、純利益は、前年同期から減少となった。

　エンジニアリングソリューション事業、中核事業のエンジニア派遣事業においては、稼働人員数の増加と稼働率の向上を背景に、売上高は、前年同期比48億9600万円(5.2%)増収の994億300万円となった。営業利益は、前年同期比9億9200万円(7.1%)増益の149億5300万円となった。稼働率(全体)については、MTは98.0%(前年同期97.3%)、MFは96.7%(前年同期94.6%)と前年同期で増加した。稼働時間については、MTは8.35h/day(前年同期8.29h/day)、MFは8.21h/day(前年同期8.18h/day)と前年同期で若干増加した。

　エンジニア紹介事業においては、エンジニアに特化した職業紹介事業を行っている株式会社メイテックネクストで、紹介決定数の減少などにより、売上高は、前年同期比1200万円(1.3%)減収の10億400万円、営業利益は効率向上で前年同期比3300万円(10.8%)増益の3億4300万円となった。

　その他の事業においては、メイテックグループホールディングスのグループ運営に関する事業で、売上高は76億7900万円、営業利益は71億900万円となった。

　2025年3月期の連結業績は、売上高が前期比5%増の1333億円、営業利益が同3.1%増の182億円を計画。



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【決算スコアについて】
　企業の発表する決算や業績予想修正が、どの程度株価にインパクトを及ぼすかを統計的に算出した参考指標です。
　スコア算出にあたっては、発表内容を（１）前の期の実績（２）直近の会社予想（３）市場予想（QUICKコンセンサス）--との比較で分類してパターン化。類似パターンの発表時に過去、株価がどう反応したかを分析して算出しました。算出モデルには移動平均かい離率も投入し、発表前の株価の織り込み度合いも考慮しています。
　あくまで過去データに基づく統計的な値であり、個別事象の予測を目的としたものではありませんので、ご注意ください。


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