開示会社：PBｼｽﾃﾑｽﾞ(4447)
開示書類：2025年９月期　第１四半期決算短信〔日本基準〕（非連結）
開示日時：2025/02/13 15:30

<決算スコア> -3.17

<業績データ>
発表期 2024/12
種別 1Q
売上高(百万円) 704
前期比 +16.7% ○
営業利益(百万円) 47
前期比 -32.9% ●
経常利益(百万円) 47
前期比 -31.9% ●
純利益(百万円) 30
前期比 -34.8% ●

予想期(通期) 2025/09
売上高(百万円) 3,420
前期比 +10.1% ○
会社予想比 0.0%
営業利益(百万円) 380
前期比 +5.0% ○
会社予想比 0.0%
経常利益(百万円) 376
前期比 +3.9% ○
会社予想比 0.0%
純利益(百万円) 256
前期比 +0.4% ○
会社予想比 0.0%
予想年間配当(円) 10.00


＜要約＞
　2025年9月期1Qの業績は、売上高が前年同期比16.7%増の7億400万円、営業利益が同31.9%減の4700万円、経常利益が同32.1%減の4700万円、税引き利益が同34.5%減の3000万円だった。

　当事業年度を「持続的な成長への基盤固め、成長のための準備を加速する一年」と位置づけている。人財採用・育成への積極的な投資を継続しつつ、「必須のレジリエンス」のコンセプトの推進、「2025年の崖問題」による基幹システムの刷新に伴う多様なクラウド化需要への対応、新規顧客開拓のためのマーケティングの強化に取り組んだ。IT人材の採用競争が激化している中、人財の採用は順調に進捗した。通期では前事業年度と同様に、新卒・中途合計で10名を超える採用を予定している。育成への取り組みも着々と強化している。成長市場である半導体・AI・ゲーム業界に特化した営業の推進は、設備拡張やリプレースに伴うハードウェア需要を効果的に掘り起こした。売上高が増加となり過去最高を更新した。

　先行投資によるコスト増等の要因もあり営業利益は減少、経常利益は減少、純利益は減少となった。

　セキュアクラウドシステム事業は増収減益だった。半導体、AI、ゲームなどデジタル産業関連のハイブリッドクラウド案件に付随するハードウェア販売が好調だった。「2025年の崖問題」による基幹システム刷新案件も売上の増加に寄与した。前事業年度の第一四半期は高付加価値構築案件の割合が例年に比べて高かったことに加え、前事業年度中の採用による人員増と、ハビタット開設等の投資により原価及び販管費及び一般管理費が増加したため、セグメント利益は前年同期を下回った。売上高は6億9800万円(前年同期比16.7%増)、セグメント利益は1億3400万円(前年同期比11.6%減)となった。

　エモーショナルシステム事業は増収減益だった。既存のMetaWalkers?リニューアル案件が寄与し、売上は前年同期を上回った。前事業年度に立てた投資計画と積極的な営業活動により販管費が増加したことに加えて、受注した案件の原価率がやや高めであったため、セグメント利益は前年同期を下回った。売上高は500万円(前年同期比18.4%増)、セグメント損失は600万円(前年同四半期はセグメント損失400万円)となった。全社営業損益は、各セグメントの営業損益の合計から、報告セグメントに分配していない全社費用8000万円を差し引いた数値となっている。

　2025年9月期の業績は、売上高が前期比10%増の34億2000万円、営業利益が同4.9%増の3億8000万円を計画。



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【決算スコアについて】
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　スコア算出にあたっては、発表内容を（１）前の期の実績（２）直近の会社予想（３）市場予想（QUICKコンセンサス）--との比較で分類してパターン化。類似パターンの発表時に過去、株価がどう反応したかを分析して算出しました。算出モデルには移動平均かい離率も投入し、発表前の株価の織り込み度合いも考慮しています。
　あくまで過去データに基づく統計的な値であり、個別事象の予測を目的としたものではありませんので、ご注意ください。


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