資生堂は2月3日、「TSUBAKI」や「SENKA」などのブランドを擁するパーソナルケア(日用品)事業の売却を発表した。売却価格は1600億円。資生堂の高いブランド価値を裏付けに、純資産額の約7倍で売却できた。保有する特許価値を考慮しても、かなりの高値で売却できたといえる。 同事業は1959年からという長い歴史を持ち、売上高は1000億円を超えるが、成長性には陰りが見えていた。資生堂が公表しているパーソナルケア事業の純資産(2020年6月末現在)の約7倍に相当する。 売却先は欧州系投資ファンドCVCキャピタル・パートナーズだ。売却後も資生堂は35%を保有する少数株主として事業をサポートする...

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