【QUICK Market Eyes 山口 正仁】大幅増配を発表した明和産業(8103)の1日終値が急伸した。前週末比17%高い547円とこの日の制限値幅の上限で引けた。同社は東京証券取引所の新市場区分でプライム市場を選択しているが、東証による1次判定では「流通株式時価総額」の項目で基準を充たしていなかった。桁はずれの増配発表という「起爆剤」で大胆に投資価値を向上させる施策を打ったが、結果的に発表翌営業日のわずか1日で流通株式時価総額が新市場区分で求められる100億円以上を達成したとみられる。やや強引とも考えられる手法ではあるが、プライム市場への上場を目指す企業が投資価値の向上を図る一例とし...
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