QUICKは上場企業の5期先までの業績予想を算出するツール「QUICK Forecast企業業績」を利用して、今期(実績発表済みの翌期、2023年3月期など)と来期(実績発表済みの翌々期、24年3月期など)の6月21日時点の業績集計を行った。。
金融を除く全産業(3424社ベース)の今期の連結売上高は前期比9.0%増の772兆2776億円、営業利益が同11.9%増の57兆0676億円、経常利益が同7.4%増の61兆7869億円、純利益が同5.5%増の42兆1173億円となった。
■今期の業績予想
営業損益について直近実績と今期予想を東証業種分類で比較すると、増益が見込まれるのは、陸運業、空運業、鉱業、繊維製品、医薬品。減益が見込まれるのは石油・石炭製品、鉄鋼、パルプ・紙、海運業、倉庫・運輸関連業となった。
また来期は、売上高が今期予想比3.1%増の796兆1311億円、営業利益が11.1%増の63兆3763億円、経常利益が8.5%増の67兆0653億円、純利益が7.5%増の45兆2894億円となった。
■来期の業績予想