(この記事は今週のマーケットエッセンシャルの要約です)
2022年を振り返ると、感染症に加え、円安、物価上昇、実質賃金の低下などに苦しめらながらも、経済統計を見る限り、何とか乗り切れそうな印象だ。悲惨指数(ミザリーインデックス)は主要7カ国で最も低い。カギを握ったのは女性の社会進出の拡大かもしれない。
10月の実質賃金が前年同月を2・6%も下回ったという。額面では前年同月を1・8%上回る給与をもらったのだが、物価が大幅に上昇したため、購入できる商品やサービスの量や水準から計算すると、2・6%の賃下げを受けたのと同じだったという意味だ。
深刻なのは、実質賃金は1997年をピークに202...
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