来週(7月31日~8月4日)の外国為替市場で、円は上値の重い展開か。日銀が長短金利操作(イールドカーブ・コントロール、YCC)の運用を見直したことで、円買い・ドル売りが先行しそうだ。もっとも買い一巡後は、外為市場の関心は徐々に米国の経済指標に移るだろう。4日発表の7月の米雇用統計などで米労働市場の底堅さが確認されると円売り・ドル買いが増え、円相場は「1ドル=140円台近辺まで下げ余地がある」(三菱UFJモルガン・スタンレー証券の植野大作氏)との見方があった。
日経平均株価はやや軟調か。日銀の金利操作修正の発表を受け、為替の円安・ドル高が進みにくくなったことが、株価の重荷となる。一方、2...

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