新興運用会社のfundnote(ファンドノート、東京・港)が27日に新規設定した公募投信の第二弾「fundnote日本株Kaihouファンド<愛称:匠(たくみ)のファンド かいほう>」は当初設定で99.83億円を集めた。直販ファンドの当初設定額としては過去最大規模。
ファンドノートが直接販売する日本株ファンドで、1月10日から24日までが当初申込期間となっていた。ただ、申込額上限に到達したため、21日に販売を一時停止。27日以降も当面は申込受け付けを見合わせ、3月中の再開を予定している。
同ファンドは元お笑いタレントで著名個人投資家の井村俊哉氏とゴールドマン・サックス証券などでアナリスト経験のある竹入敬蔵氏が代表取締役を務める投資顧問会社Kaihou(カイホウ、東京・港)が投資助言し、企業の本源的価値と市場価格の乖離(かいり)が大きい日本株に投資する。個人投資家として通算の運用益(税引き前、含み益込み)で一時100億円を達成した井村氏と、ゴールドマン・サックス証券やヘッジファンドで調査・運用業務に従事した竹入氏の手腕への期待が大きいようだ。