【日経QUICKニュース(NQN) 長谷部博史】国内債券市場で2024年に盛り上がった取引が再び参加者の頭をよぎっている。13日夜に明らかになった石破茂首相の商品券配布問題が政権運営で大きな打撃になるとみられているためだ。石破氏が退陣すれば、後任として昨年9月の自民党総裁選を最後まで争った高市早苗前経済安全保障相が有力視される可能性が高く「高市トレード」の復活が意識され始めている。
「仮に石破首相が退陣を余儀なくされ、高市氏が代わりに首相に選出されると財政拡張や日銀の利上げ先送り観測が強まりやすい」。三菱UFJモルガン・スタンレー証券の大塚崇広シニア債券ストラテジストは、石破氏の商品券配布問...

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