開示会社:ライオン(4912)
開示書類:2024年12月期 第3四半期決算短信〔IFRS〕(連結)
開示日時:2024/11/07 15:30
<決算スコア> +0.48
<業績データ>
発表期 2024/09
種別 3Q
売上高(百万円) 301,159
前期比 +1.7% ○
営業利益(百万円) 17,109
前期比 +36.7% ○
経常利益(百万円) 19,581
前期比 +37.8% ○
純利益(百万円) 12,664
前期比 +43.1% ○
予想期(通期) 2024/12
売上高(百万円) 410,000
前期比 +1.8% ○
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 -0.7% ●
営業利益(百万円) 27,000
前期比 +31.7% ○
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 -2.2% ●
純利益(百万円) 19,000
前期比 +29.9% ○
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 -3.2% ●
予想年間配当(円) 27.00
<要約>
2024年12月期3Qの連結業績は、売上高が前年同期比1.7%増の3011億5900万円、営業利益が同36.7%増の171億900万円、経常利益が同37.8%増の195億8100万円、純利益が同43.1%増の126億6400万円だった。
ビジョンファーストステージ中期経営計画「Vision2030 1st STAGE」の最終年度となる本年を、これまでの計画の進捗等を踏まえ、次期中期経営計画を見据えた収益基盤再構築の年と位置付けている。国内においては、高付加価値点眼剤の新製品を発売するとともに、新しいオーラルケアの選び方を提案する新ブランドを導入し育成に努めた。収益性の改善に向け、薬品分野の一部ブランドを売却するなど、ポートフォリオ改革も着実に推進している。収益構造改革の一環として、ファブリックケア分野を中心に生産設備等について減損損失を計上した。
一般用消費財事業においては、たことに加え、新ブランド「OCH-TUNEハミガキ」の発売もあり、全体の売上は前年同期を上回った。オクチューンノニオデンタルリンスは、「OCH-TUNEマウスウォッシュ」の発売に加え、「NONIOプラスホワイトニングデンタルリンス」が好調に推移したことにより、全体の売上は前年同期を大幅に上回った。ハンドソープは、「キレイキレイ薬用ハンドコンディショニングソープ」が好調に推移し、全体の売上は前年同期を上回った。台所用洗剤は、「CHARMY Magica」が順調に推移したが、事業効率化に向けた商品構成見直しのため、一部商品の販売を昨年終了したこともあり、全体の売上は前年同期比微減となった。分野全体の売上は、昨年、機能性食品事業を終了したこともあり、前年同期比8.0%の減少となった。
産業用品事業においては、タイヤ用ゴムの防着剤等を取り扱う「モビリティ分野」、二次電池用導電性カーボン等の「エレクトロニクス分野」、施設・厨房向け洗浄剤等の「業務用洗浄剤分野」等で構成されており、全体の売上高は、前年同期比5.7%の減少となった。事業利益は、前年同期比11.4%の減少となった。モビリティ分野では、タイヤ用ゴムの防着剤が順調に推移し、全体の売上は前年同期を上回った。エレクトロニクス分野では、二次電池用導電性カーボンが前年同期を下回り、全体の売上も前年同期を下回った。業務用洗浄剤分野では、衣料用洗剤が好調に推移するとともに、ハンドソープも順調に推移し、全体の売上は前年同期を上回った。
海外事業において、全体の売上高は、前年同期比12.5%の増加となった。事業利益は、前年同期比21.5%の増加となった。タイでは、洗濯用洗剤「Pao」が堅調に推移するとともに、ボディソープ「植物物語」が順調に推移し、円貨換算後の全体の売上は前年同期を上回った。マレーシアでは洗濯用洗剤「トップ」やボディソープ「植物物語」が好調に推移し、円貨換算後の全体の売上は前年同期を大幅に上回った。中国では、ハミガキ「ホワイト&ホワイト」が堅調に推移するとともに、ハミガキ「クリニカ」やハブラシ「システマ」が好調に推移し、円貨換算後の全体の売上は前年同期を大幅に上回った。韓国では洗濯用洗剤「BEAT」や点眼剤「Eyemiru」が好調に推移し、円貨換算後の全体の売上は前年同期を上回った。
2024年12月期の連結業績は、売上高が前期比1.8%増の4100億円、営業利益が同31.7%増の270億円を計画。
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