【日経QUICKニュース(NQN) 大石祥代】旭化成(3407)は11月27日、4本立ての普通社債の発行条件を決めた。発行額は1000億円で、同社として過去最大となった。トランプ米次期政権の政策が米国のインフレ圧力を強めるとの見方や日銀の利上げ観測から国内外で金利の先高観が増すなかでも、旭化成債は「高格付けの希少銘柄」として需要を集めた。
発行したのは年限3年、5年、7年、10年。発行額は当初予定の最大額となり、7年債と10年債はそれぞれ300億円だった。10年債の利率は1.402%で、国債利回りに対する上乗せ幅(スプレッド)はプラス0.34%で決まった。格付けは日本格付研究所(JCR)から...
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