開示会社:ミツコシイセタン(3099)
開示書類:2025年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
開示日時:2025/02/04 15:30
<決算スコア> +0.49
<業績データ>
発表期 2024/12
種別 3Q
売上高(百万円) 417,450
前期比 +3.9% ○
営業利益(百万円) 59,939
前期比 +46.4% ○
経常利益(百万円) 66,043
前期比 +46.8% ○
純利益(百万円) 46,479
前期比 +49.4% ○
予想期(通期) 2025/03
売上高(百万円) 556,000
前期比 +3.6% ○
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 +0.1% ○
営業利益(百万円) 72,000
前期比 +32.4% ○
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 -1.8% ●
経常利益(百万円) 77,000
前期比 +28.6% ○
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 -2.1% ●
純利益(百万円) 58,000
前期比 +4.4% ○
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 -0.9% ●
予想年間配当(円) 48.00
<要約>
2025年3月期3Qの連結業績は、売上高が前年同期比3.9%増の4174億5000万円、営業利益が同46.4%増の599億3900万円、経常利益が同46.8%増の660億4300万円、純利益が同49.4%増の464億7900万円だった。
「顧客の暮らしを豊かにする“特別な"百貨店を中核とした小売グループ」の実現に向け、現中期経営計画(2022年度~2024年度)に取り組んでいる。重点戦略である「高感度上質戦略」、「個客とつながるCRM戦略」、「連邦戦略」、「まち化戦略」を着実に推進する中、2024年11月には次期中期経営計画(2025年度~2030年度)を策定した。国内百貨店においては、首都圏店舗が好調に推移したことに加えて、地域店舗についても福岡や札幌、名古屋などの地方大都市店舗を中心に総額売上高が伸長し、収益拡大した。顧客基盤拡大の取り組みとして、エムアイポイントを活用したキャンペーンの実施などにより、デジタル会員(三越伊勢丹アプリ会員含む)の新規獲得が好調に推移し、識別できる顧客(以下、識別顧客)の数が増加した。
百貨店業においては、年末商戦にて打ち出した様々なキャンペーンや品揃えの拡充が奏功し、ラグジュアリーブランドのほか、秋冬物の衣料品や化粧品などの幅広いアイテムの売上が好調に推移した。地域百貨店においては、伊勢丹新宿本店・三越日本橋本店との連携による「拠点ネットワーク戦略」の取り組みを強化したことで、売上が拡大している。オンライン事業については、化粧品の「meeco」や「三越伊勢丹ラグジュアリーオンラインストア」などのカテゴリー別のサイト売上が前年実績から大幅に伸長し、オンライン事業全体の売上が堅調に推移した。販管費コントロールの取り組みを強化したことで、大幅に収益が改善した。経費面については、全国の店舗での徹底した「百貨店の科学(収支構造改革)」の効果により固定費の圧縮や売上連動経費の抑制などの販管費コントロールが進展した。
クレジット・金融・友の会業において、株式会社エムアイカードは、割賦手数料やアクワイアリング収入の拡大を中心に、売上が前年実績を上回り、増収となった。昨年度に続き収支構造改革の推進効果が奏功し、販管費の抑制につながっている。第2四半期連結累計期間に続き増益となった。分野における成長戦略として、新たな金融サービスである伊勢丹新宿本店時計売場における商品保証サービスは当初計画の加入率を達成し、新規カード入会にもつながるなど、将来の事業拡大に貢献している。百貨店事業を通じてつながったすべての識別顧客の暮らし全般に関わる要望に応えるべく、今後も金融サービスのラインアップを拡充していく。セグメントにおける売上高は256億7500万円(前年同四半期比5.2%増)、営業利益は55億6400万円(前年同四半期比88.6%増)となった。
不動産業は、新宿エリアの保有物件におけるテナントの入れ替えにより賃料収入が増加し、増収増益となった。高品質な内装や家具製作を強みとする株式会社三越伊勢丹プロパティ・デザインでは、外部の大型開発案件のホテルやオフィス、ブランドショップ改装の施工を中心に売上が拡大し、増収となった。セグメントにおける売上高は205億9600万円(前年同四半期比12.0%増)、営業利益は26億500万円(前年同四半期比29.3%増)となった。
2025年3月期の連結業績は、売上高が前期比3.6%増の5560億円、営業利益が同32.4%増の720億円を計画。
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【決算スコアについて】
企業の発表する決算や業績予想修正が、どの程度株価にインパクトを及ぼすかを統計的に算出した参考指標です。
スコア算出にあたっては、発表内容を(1)前の期の実績(2)直近の会社予想(3)市場予想(QUICKコンセンサス)--との比較で分類してパターン化。類似パターンの発表時に過去、株価がどう反応したかを分析して算出しました。算出モデルには移動平均かい離率も投入し、発表前の株価の織り込み度合いも考慮しています。
あくまで過去データに基づく統計的な値であり、個別事象の予測を目的としたものではありませんので、ご注意ください。
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