開示会社:SWCC(5805)
開示書類:共同投資による株式会社TOTOKUの株式取得に関するお知らせ
開示日時:2025/02/21 15:30
<引用>
当社は、本日開催の取締役会において、株式会社日本政策投資銀行と共同で、株式会社TOTOKUの発行済み株式のすべてを取得することについて決議いたしました。これにあたり、当社はTheCarlyleGroup(関係会社およびその他の関連事業体を含め)がその持分の全てを保有・運用するTTCHoldings,L.P.との間でTOTOKU株式の取得に関する株式譲渡契約を締結し、あわせてDBJとの間で株主間契約を締結いたしました。本取引完了後、当社はTOTOKU株式の51.0%を保有し(DBJは49.0%を保有します)、同社を連結子会社とすることを予定しております。
<引用詳細>
株式の取得の理由
当社グループは、1936年の設立以来、社会インフラを支える電線・ケーブルメーカーとして社会イノベーションを促進し、グローバル社会の発展に貢献してまいりました。現在は、SWCCパーパス「いま、あたらしいことを。いつか、あたりまえになることへ。」の下で、構造改革のさらなる積み上げ(“Change")と成長フェーズへの移行(“Growth")の二つの戦略を軸とする中期経営計画「Change&GrowthSWCC2026ローリングプラン2024」に取り組み、エネルギー・インフラ事業を中心に高い成長を続けており、2030年度には「SWCCVISION2030」で掲げるソリューション提案型の価値創造企業になることを目指しております。その中で、当社グループは、基盤事業の強化によるオーガニック成長と合わせて、インオーガニック成長として事業領域を広げるためのM&Aを含むBD(BusinessDevelopment)戦略を進めてまいりました。本取引はこのBD戦略に基づくものであり、当社グループは、本取引を通じて、当社グループの電装・コンポーネンツ事業セグメントおよび通信・産業用デバイス事業セグメントが進めてきた、成長領域である半導体分野およびモビリティ分野への事業展開ならびに海外事業の拡大を加速させ、これらの事業セグメントを早期に確実な成長フェーズへと移行させたいと考えております。TOTOKUは、2023年4月に、カーライルの下で第二の創業として、社名を東京特殊電線株式会社から株式会社TOTOKUへと改め、グローバルニッチ企業および電子部品会社への変容を目指して再スタートしました。その挑戦にあたって、TOTOKUは、半導体検査装置分野、モビリティ分野、さらにはAIサーバ分野を成長分野とし、「細く、軽く、小さく」を実現する独自の技術とノウハウに基づく高い競争優位性を有する製品群を抱えており、今後も高い成長が見込まれます。これらの製品群について、両社グループ共通の成長領域において技術開発、製造、営業・マーケティング等に係るリソースをクロスセルや共同開発により融合させることで、さらなる事業の拡大を見込むことができると考えております。本取引は、当社グループが進めてきた成長領域への展開と海外事業の拡大を一層加速させるとともに、今後の事業計画をアップサイドに押し上げ、モビリティ・半導体事業をエネルギー・インフラ事業に次ぐ当社グループの主力事業とするものです。なお、共同出資者となるDBJは、日本国政府が全額出資する金融機関であり、中立的かつ長期的な視点から、国内外の企業に対する投融資業務を行っており、資金面のみならず、人材、ノウハウ、情報ネットワーク等の観点からも多面的なサポートを実施しております。その中でも、本取引におけるDBJの株式取得は、民間による成長資金の供給の促進ならびに地域経済の活性化および我が国企業の競争力の強化を図るため、国からの一部出資(産投出資)を活用して、成長資金を時限的・集中的に供給する「特定投資業務」に該当し、両グループの事業成長のみならず社会課題の解決への貢献を企図するものとなっております。当社グループとしては、本取引にあたり、財務基盤の安定性を確保しながら積極的な成長投資を実現する上で、DBJとの共同投資を行うことが最善であると判断しました。
今後の見通し
本取引に伴う当社の連結業績への影響につきましては現在精査中であり、詳細が確定次第速やかにお知らせいたします。
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