開示会社:積水ハウス(1928)
開示書類:2025年1月期決算短信〔日本基準〕(連結)
開示日時:2025/03/06 12:00
<決算スコア> +2.96
<業績データ>
発表期 2025/01
種別 通期
売上高(百万円) 4,058,583
前期比 +30.6% ○
会社予想比 +1.5% ○
QUICKコンセンサス比 +1.2% ○
営業利益(百万円) 331,366
前期比 +22.3% ○
会社予想比 +3.6% ○
QUICKコンセンサス比 +3.2% ○
経常利益(百万円) 301,627
前期比 +12.4% ○
会社予想比 +4.7% ○
QUICKコンセンサス比 +3.6% ○
純利益(百万円) 217,705
前期比 +7.6% ○
会社予想比 +4.2% ○
QUICKコンセンサス比 +2.7% ○
実績年間配当(円) 135.00
予想期(通期) 2026/01
売上高(百万円) 4,500,000
前期比 +10.9% ○
QUICKコンセンサス比 +1.7% ○
営業利益(百万円) 362,000
前期比 +9.2% ○
QUICKコンセンサス比 -3.5% ●
経常利益(百万円) 339,000
前期比 +12.4% ○
QUICKコンセンサス比 +0.1% ○
純利益(百万円) 232,000
前期比 +6.6% ○
QUICKコンセンサス比 -4.8% ●
予想年間配当(円) 144.00
<要約>
2025年1月期の連結業績は、売上高が前期比30.6%増の4兆585億8300万円、営業利益が同22.3%増の3313億6600万円、経常利益が同12.4%増の3016億2700万円、純利益が同7.6%増の2177億500万円だった。
2050年を見据えたグローバルビジョン“「わが家」を世界一幸せな場所にする"の実現に向け、「国内の“安定成長"と海外の“積極的成長"」を基本方針とする第6次中期経営計画(2023年度~2025年度)に基づき、ハード・ソフト・サービスを融合した様々な高付加価値提案等を積極的に推進した。Holdings, Inc.(以下「MDC社」)を2024年4月に完全子会社とし、米国における戸建住宅事業の展開エリアを拡大した。
賃貸住宅管理事業においては、売上高は6871億1900万円(前期比6.3%増)、営業利益は568億400万円(前期比13.2%増)となった。S・Aエリアを中心とした好立地に供給する高品質・高性能な賃貸住宅「シャーメゾン」の継続的な受注と、オーナーとのコミュニケーション強化により管理受託戸数が堅調に増加した。既存管理物件については、リテナント時の賃料上昇、空室期間の短縮化を企図した戦略的なリーシング活動等を実施している。入居者ファーストを目指し、アプリを用いた入居手続き・入居後の問い合わせ対応のオンライン化、ブロックチェーンを用いた入退去手続きのワンストップ対応等、DX推進による入居者ニーズに合わせたサービスの拡充により高水準の入居率と賃料を維持し、増収に寄与した。
賃貸・事業用建物事業においては、売上高は5449億3400万円(前期比4.0%増)、営業利益は817億9600万円(前期比4.8%増)となった。独自のエリアマーケティングに基づき長期間にわたり入居需要の見込まれる都市部(S・Aエリア)を中心とした事業展開により、オリジナル構法を用いた3・4階建て賃貸住宅の拡販、ネット・ゼロ・エネルギーの賃貸住宅「シャーメゾンZEH」の普及に注力したことに加え、高い入居率と賃料水準を実現するプライスリーダー戦略が奏功し、賃貸住宅の受注は好調に推移した。収益不動産拡大のための土地仕入及びESGソリューション提案の強化により、CRE(法人)・PRE(公共団体)事業における受注も好調に推移した。
戸建住宅事業においては、売上高は4790億9100万円(前期比1.7%増)、営業利益は460億6900万円(前期比12.2%増)となった。前期から全国展開を開始した新デザイン提案システム「life knit design」による顧客の感性に寄り添う住まいづくりに加え、各分野の専門家で組織するDESIGN OFFICEチームによる戸建住宅のブランディング推進等により、2nd・3rdレンジの中高級商品の拡販に注力した。ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH)「グリーンファーストゼロ」をはじめ、大空間リビング「ファミリースイート」、次世代室内環境システム「スマートイクス」や間取り連動スマートホームサービス「PLATFORM HOUSE touch」等の高付加価値提案が好評で、受注は好調に推移した。
2026年1月期の連結業績は、売上高が前期比10.9%増の4兆5000億円、営業利益が同9.2%増の3620億円を計画。
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【決算スコアについて】
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スコア算出にあたっては、発表内容を(1)前の期の実績(2)直近の会社予想(3)市場予想(QUICKコンセンサス)--との比較で分類してパターン化。類似パターンの発表時に過去、株価がどう反応したかを分析して算出しました。算出モデルには移動平均かい離率も投入し、発表前の株価の織り込み度合いも考慮しています。
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