QUICK Money World(マネーワールド)

個人投資の未来を共創する
QUICKの金融情報プラットフォーム

ホーム 記事・ニュース 日経平均、バブル崩壊後の高値更新 新たなステージへ【投資情報マンスリー】
この記事は最終更新から1年以上経過しております。

日経平均、バブル崩壊後の高値更新 新たなステージへ【投資情報マンスリー】

記事公開日 2017/11/13 11:07 最終更新日 2017/11/14 09:59 株式マーケット 国内株式市場サマリー 企業価値研究所 国内 投資情報マンスリー

 日経平均株価は終値ベースでみると11月7日、2万2937.60円(前日比389.25円高)まで上昇し、1996年6月につけたバブル崩壊後の高値(2万2666.80円)を更新。1992年1月以来、25年10カ月ぶりの高値をつけた。直近の堅調な展開を支えるのは(1)世界経済がリーマンショック以降、初の本格的拡大期を迎えている(2)国内主要企業の連結業績が最高益を更新(3)10月の総選挙で与党が大勝したことに伴う財政・金融政策の継続への安心感――などが挙げられよう。

日経平均株価は25年10カ月ぶりの高値に

 また、長期にわたって抜けなかった高値を突破してきた要因は(A)国内の長期にわたるデフレからの脱却を株式市場が示唆(B)官民一体となった株式市場改革、企業統治改革進展への評価(C)国内企業の収益力向上、財務体質の改善、株主還元への意識向上への評価(D)企業間の株式持合いの解消など市場正常化の進展――などが考えられる。

「脱デフレ」が確たるものとなれば、株価は長期の上昇波動入りも

 日経平均株価は好調な企業業績の後押しに加え、下落局面では日銀のETF(上場投資信託)の買いが見込まれることを勘案すれば、当面のレンジは2万1500円~2万3500円程度に切り上がるとみてよさそうだ。安倍首相が2018年9月の自民党総裁選で再任され、「アベノミクス」が長期間にわたって遂行されることで「脱デフレ」が確たるものになれば、株価は長期の上昇波動を描くこととなろう。

 なお、QUICKの集計によれば、TOPIX採用銘柄(除く金融)の18/3期上期の連結業績は(11月7日発表分まで。決算進捗率は銘柄数で63%)、売上高が前年同期比8.6%増、営業利益が同16.3%増、経常利益が21.5%増、純利益が25.4%増と好調だ。

11月号

執筆:QUICK企業価値研究所 チーフストラテジスト 堀内敏成

 

(提供:QUICK企業価値研究所)
本サイトに掲載の記事・レポートは、QUICK企業価値研究所が提供するアナリストレポートサービスの抜粋記事です。
レポートサービスは証券会社・金融機関様に対し個人投資家向け販売資料としてご提供させて頂いております。
サービスに関するご質問、資料のご請求等は以下フォームよりお問い合わせください。
※ なお、本サイト掲載記事の内容に関する個別のご質問にはお答えできかねます。ご了承ください。


ニュース

ニュースがありません。

銘柄名・銘柄コード・キーワードから探す

株式ランキング

コード/銘柄名 株価/前日比率
1
26,760
+0.86%
2
4519
中外薬
8,328
+17.54%
3
431.1
+6.39%
4
4676
フジHD
3,140
+3.59%
5
8,050
+12.43%
コード/銘柄名 株価/前日比率
1
905
+19.86%
2
135A
VRAIN
2,760
+18.65%
3
338A
Zenmu
9,970
+17.7%
4
7090
リグア
1,000
+17.64%
5
4519
中外薬
8,328
+17.54%
コード/銘柄名 株価/前日比率
1
46
-9.8%
2
7138
TORICO
650
-8.19%
3
137A
Cocolive
1,330
-8.02%
4
5618
ナイル
270
-7.84%
5
616
-7.78%
コード/銘柄名 株価/前日比率
1
26,760
+0.86%
2
7012
川重
7,987
-1.44%
3
7011
三菱重
2,635
+0.19%
4
20,925
+2.14%
5
4519
中外薬
8,328
+17.54%
対象のクリップが削除または非公開になりました
閉じる
エラーが発生しました。お手数ですが、時間をおいて再度クリックをお願いします。
閉じる