【日経QUICKニュース(NQN) 吉井花依】外国為替市場で円高・ドル安傾向が続いている。米経済や米関税政策の先行き不透明感から投機的な円買いが進む構図に変化はない。海外ヘッジファンドなど円の買い手の多くは相場のボラティリティー(変動率)上昇によって短期間で為替差益を上げられているため、日米の金利差に相当するコストがかかっても円を買い持ちにしたいとの意欲を保てているようだ。
米商品先物取引委員会(CFTC)が集計するシカゴ通貨先物市場の建玉報告によると、投機筋を示す非商業部門の円の買越額は8日時点で14万7067枚とQUICKで遡れる2001年以降で最高となった。円の買い建玉は17万6555...

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