QUICKのプロ向けコメントサービス「QUICK Market Eyes」が5月11~15日に配信した、株主優待の制度変更などを受けた株価の反応の記事をまとめました。(Money Worldの株主優待ページはコチラ)
夢真ホールディングス― 売り気配 業績下方修正と株主優待廃止で(更新日時:2020/05/12 09:07)
夢真ホールディングスは11日、2020年9月連結業績予想の下方修正を発表した。売上高は580~600億円(従来予想は630億円)、営業利益は58~66億円(同80億円)、純利益は37~42億円(同54億円)に引き下げた。新型コロナの感染拡大で、主要派遣先である建設業界やIT業界などの新規稼動減少や稼動決定スピードの鈍化が想定されるほか、フィリピンでエンジニア派遣事業を手がける連結子会社が顧客を喪失する事態となったことが響く。
業績悪化に加えて、安定的な配当を重視する方針を踏まえ、株主優待制度を廃止すると発表した。これまでは、中長期的に保有する株主増加を図る事を目的に9月末時点の300株以上保有の株主に対して株主優待を実施していた。
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