QUICKは上場企業の2期先までの業績予想を算出するツール「QUICK Forecast企業業績」を利用して、今期(実績発表済みの翌期、2021年3月期など)と来期(実績発表済みの翌々期、22年3月期など)の6月16日時点の業績集計を行った。
金融を除く全産業(3352社ベース)の今期の連結売上高は前期比5.8%減の641兆6920億円、営業利益が同11.5%減の35兆2319億円、経常利益が同8.6%減の37兆2440億円、純利益が同0.7%増の23兆649億円となった。
■今期の業績予想
営業損益について直近実績と今期予想を東証業種分類で比較すると、大幅な増益が見込まれるのは石油・石炭製品、鉄鋼、情報・通信業、医薬品、その他製品。大幅な減益が見込まれるのは空運業、海運業、鉱業、輸送用機器、陸運業となった。
また来期は、売上高が今期予想比5.0%増の673兆7121億円、営業利益が32.5%増の46兆6864億円、経常利益が28.5%増の47兆8620億円、純利益が36.6%増の31兆4982億円となった。
■来期の業績予想