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週間REITニュースまとめ 指数は昨年3月以来の1800台回復、決算発表相次ぐ

【QUICK Money World 吉田 晃宗】来週(1月18日~)の上場REIT(不動産投資信託)市場を展望するために、QUICKが今週配信したREIT関連ニュースを振り返った。2021年を展望する記事を掲載。また、今週は決算発表が相次いだ。来週、REITの決算発表は予定されていない。

今週の主要REIT指標の騰落率は以下となる。REIT相場は堅調。全体の値動きを示す東証REIT指数は5日続伸し、22日の終値は1804.37と昨年3月以来の1800ポイント台回復を果たした。今週はオフィス、商業、物流の上昇が目立った。

銘柄名 騰落率(%)
東証REIT指数 +2.88
東証REITオフィス +2.96
東証REIT住宅 +1.00
東証REIT商業 +3.24
東証REIT物流フォーカス +2.51

どうなる21年のREIT、急落の記憶を払しょくできるか(1/18)

2020年は3年ぶりに年間騰落率がマイナスとなった東証REIT指数。21年に入っても15日の終値時点で年初来で1.68%安と軟調な展開が続いている。低金利環境が続く中、安定的なインカムゲインを獲得できるREIT(上場不動産投資信託)は魅力的な投資対象になり得よう。それでも、株価指数に比べ反発が鈍い背景には、昨年3月の急落が未だ尾を引いている可能性も想定される。(続きはこちらから(QUICK Market Eyes 大野弘貴)

■API(3279)―大手証券が格下げ、過度な割安感は解消されたと(1/21)

大和証券がアクティビア・プロパティーズ(3279)の投資判断を「1(買い)」から「2(アウトパフォーム)」に引き下げているようだ。一方、目標株価は40万円から45万円に引き上げているもよう。

コロナ禍での攻守のバランスが取れたポートフォリオマネジメントおよび適時・適切な情報発信などにより、競合REIT比で過度な出遅れ感は解消されたとして、投資判断を引き下げたようだ。

■REIT決算&開示情報

1/19 <決算>SOSiLA (2979) 分配金 (2,390円 2020/11実績)、2021/11予想(2,448円)

1/20 <決算>大和オフィス(8976) 分配金 (1万3,817円 2020/11実績)、2021/11予想(1万3,900円)

1/20 <決算>平和RE (8966) 分配金 (2,680円 2020/11実績)、2021/11予想(2,800円)

1/20 <決算>プロロジス (3283) 分配金 (4,860円 2020/11実績)、2021/11予想(4,777円)

1/20 <決算>大江戸温(3472) 分配金 (1,996円 2020/11実績)、2021/11予想(1,922円)

1/21 <決算>阪急神RE(8977) 分配金 (3,009円 2020/11実績)、2021/11予想(2,960円)

著者名

QUICK Money World 吉田 晃宗


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