【NQNシンガポール=編集委員 今 晶】20日の外国為替市場でトルコリラが乱高下した。対円では一時1リラ=6円台前半と過去最安値を更新した後、9円台まで反発する場面があった。安値からの上昇率は50%を超える。ここまでの激しい動きは、国家の信認の裏付けがない暗号資産(仮想通貨)でさえ最近はみられない。リラからの投資家離れが進み取引の厚み(流動性)がなくなっていることをうかがわせる。 ■拡大するスプレッド 最安値圏で下値を探っていたリラが突如持ち直したのは日本時間の21日未明。トルコのエルドアン大統領がリラ建て預金の価値を保証する仕組みを検討していると発表したのがきっかけだ。リラでの預金がドル...
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