【日経QUICKニュース(NQN) 矢内純一】米欧の経済制裁を受けるロシアが16日に国債の利払い日を迎える。1998年8月にロシア国債がデフォルト(債務不履行)に陥った際は、株安・円高傾向が強まった経緯がある。当時はロシアのデフォルト後、米有力ヘッジファンドのロングターム・キャピタル・マネジメント(LTCM)の経営危機を経て円相場が急騰し、日経平均株価はバブル後の安値を更新した。
<関連記事> ・ロシアに迫るデフォルト、日程の確認と「LTCM」の過去事例をおさらい ・ロシア国債のデフォルト懸念、猶予期間もあり影響限定?(グローバルストラテジー) ・3月16日が注目日程、FOMCとロシア国債の利払い(グローバルストラテジー) |